辛いことを長い時間頑張ることはさらに辛いことであり、たいていの場合は続きません。
少しの間であれば我慢できることでも、長期間にわたって我慢し続けることは精神的にも肉体的にもうまくありません。
人は感情で動く動物ですから、ネガティブな感情で動くことを強制するのは「長続き」という面でみれば難しいと言えます。
感情で動くことを排除する・・・としたら、そこで出てくる代替案は「仕組みで動かす」ということになります。
経営でもお金を稼ぐことでも、人の努力や意思や感情に頼るのではなく、何らかの「仕組み」に頼る・・・という発想が大事です。
そうすることで「辛いことに我慢」から解放されます。
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「お金持ちになりたい/経済的に自由に暮らしたい」・・・といって、自分の時間や労力を対価に変えることをしていたら、その夢はまず実現しないと思います。
夢までの距離が長ければ長いほど、そこに到達するには時間が必要です。
自分の時間や労力を対価に変えることには「感情が伴う」のに、それも「辛い」と思えるような就労(労働)であればなおのこと長く続けることは難しいことです。
一時的、短期的には続けられますが、求める到達地にはまず辿り着けないと思います。
辿り着くには感情ではなく「仕組み」でお金を得る方策を練ることが大事です。
ある程度のお金持ちになって、自由で裕福な生活を送りたいと願うなら、「お金を生み出し続ける仕組みを持つ」ということに意識を切り替える必要があります。
自分が労働者として働くのではなく、自分は管理者となって自動で報酬を生み出し続ける形を構築する・・・という発想を持つと良いと思います。
それさえできれば、経済的に自由に暮らせるのは時間の問題です。
「負けるのがわかっている勝負をするのはバカがやること」 ・・・とはよく言われることですが、感情で動き続けるようなことでお金を得ようとするのはまさに「負けるのがわかっている勝負」と言えそうです。
ただし、その仕組みが出来上がるまでは仕方がないので「自分で働き、就労してお金を稼ぐ」という手法をとらざるを得ないのも事実です。
だからこそ、その期間をいかに短くするか!
それを検討する姿勢が大事です。
面倒だろうが、しんどかろうが、最初はとにかく「自分にできること」から始めて、コツコツお金を貯めて増やしていくことが大切です。
仕組化と時間さえ適切に使えば、求める結果は自ずと見えてくると思います。
永遠にしんどいまま生きていく・・・のは止めて、後のゆとりを楽しみに今の苦労を買う・・・といった意識で若いうちは働くと良いと思います。