投資には元金が必要ですが、そのため「貯金」という方法で(時間をかけて)お金を貯めることが大切になります。
サラリーマンの場合、会社からもらっている給与収入から毎月使用する必要な分を差し引いた残りが基本的には貯金する原資となります。
このとき、実際には「給料-使用分=貯金額」とするより「給料-貯金額=使用できる金額」とした方がベターです。
また、貯金以外の方法を考えたとき、サラリーマンであっても銀行などからお金を借りて一時的に大金を手にすることは可能です。
その場合、その借りた金額(=融資額)をまるまる貯金額とすることができます。
どちらも同じお金です。
お金に色がついているわけではありませんから、どっちのお金を投資にまわしても基本的には同じことです。
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仮に2000万円という資金(元金)を貯めようとしたとします。
このとき毎月の給料から貯金できる金額が5万円程度だった場合、単純計算で2000÷5=400カ月=33.3年かかることになります。
数字だけ見ると、ちょっと意欲が萎えます。
だからこそ、この金額を銀行融資という形で一気に手に入れてしまうことを検討することも俎上に上がるわけです。
上記では2000万円という数字に設定しましたが、いくらであっても同じです。
ただし、サラリーマンの場合、自分の年収によって融資を受けられる金額が変わってきますから、その限度額を超えてまで無理をする必要はありません。
投資行為を行なうために自分の意と反して長年ガマンをすることはありません。
融資を受ければその返済が必要なので、そのあたりの計画はしっかり練っておくことも大事ですが、基本的な考え方として「お金に色はついていないのだから、給料から差し引いて貯めたお金も銀行から借りたお金も同じ」という認識を持っておくことは大切だと思います。
また借りるのも銀行である必要もありません。
そう考えれば、どんどん派生して別の手段も見えてくるようになると思います。
思考の枠が広がっていくわけです。
稼いだお金も、人からもらったお金も、誰かに貸してもらったお金も・・・ぜんぶ同じお金です。
お金を借りる・・・というプロセスを経ると、あっという間に数千万円単位の資金(元金)が手元にやってくることになります。
自分の既存の貯金には一切手を付けることなく、このお金を元金としてビジネスに取り組むことも可能です。
資金を創ることができた後は、その資金を活用するだけです。
軌道に乗せることができれば返済もうまく循環します。
資金をギャンブルに投じてはいけませんが、投資にまわすことで返済利率以上の利回りを稼ぎだせば良いだけです。
必ず「投機/ギャンブル」を避けて、必ず「投資」にのみ資金を活用する・・・。
たったのコレだけのことができれば、まずは生き残り続けることができると思います。