市場金利の利上げ目的は?

日本は低金利時代になって久しいですが、この低金利がいつまで続くのかは誰にもわかりません。

私はまだ低金利の時代は続くと思っていますが、そうは言っても必ずどこかで金利が上がる日が来ます。

願わくばその日が30年以上後であってもらいたいものですが・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・

そもそも利上げの目的とは何か?

一言でいうなら、物価の急上昇を抑えることです。

たとえば景気が良くなると、人は物を欲しがり購買意欲が旺盛になるので物価が上昇します。

供給よりも需要のほうが多くなるわけです。

この変化が急激すぎると経済の混乱を招きかねないので、中央銀行は金利を上げたり市場に流通するお金の量を減らして皆がお金を使いづらいようにします=物価上昇を防ごうとします(金利を下げるときはこれと逆の意味合いがあるとき)。

また、利上げによる影響としては、一般論ですが次のようなことが考えられます。

1.株価が下がる
2.国債価格が下がる
3.円高になる

面白いのは「影響(結果)として市場に表れるはずのこうした変動が金利の利上げ(原因)よりも先に表れてしまうことも現実ではあり得る」・・・ということです。

情報が洩れている・・・などいろんな憶測が飛び交うのが金融市場の摩訶不思議な世界の特徴です。

市場をウォッチする意義は、こうしたことを全体でバランスよく見極めて自分にとって不利益となるリスクをいかに減らすか・・・ということにあります。

低金利は投資に妙味大ですが、いつか歯車が逆回転するときが来ることを心の隅っこに置いておくことも大切ですね。

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澤井豊オフィス澤井 代表

投稿者プロフィール

1964年、富山県生まれ。大学卒業後、大手株式専門証券株式会社に入社。学習塾を運営する未上場会社に転職後、会社を東証2部上場および東証1部上場に導く。人事・財務・IR・総務の経営リーダーとしてM&A、会社分割、グループ経営移行を行い、社員研修においては延べ1万人以上に実施。ライフプランに沿って経済的自由を得た後、会社を50歳にて退職。

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