年金制度は破綻するともしないとも言われていますが、言えるのは「最初から当てにしないほうが後で苦労しなくて済む」ということです。
実際に年金をもらえるとしたら、それはそれでありがたいことですし、もし年金制度が崩壊して年金をもらうことができなかったとしても、最初から当てにしていなかった(あてにせず別の手立てを講じていた)のであれば大きな問題は起こりません。
それくらいの感覚で年金制度を捉えておくと良いと思います。
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世の中には「確定給付」という名前がつく年金ものがありますが、「確定」と言ってもそれは給付金額が確定しているわけではなくて「給付されること」が確定しているだけの話です。
運営側の都合によって、一方的に給付額が減ってしまうことも十分にあり得ることです。
たまたま「確定給付」と言っている以上、0円にはならないだけの話です。
でも、それだと安心して年金を頼りにすることはできませんから、やはり自分で自助努力をしておくことが必要です。
自分の老後は、年金ではなく自分で守らなければならない時代だと思います。
だから、大人になればマネーリテラシーが必須となり、お金の教養を身につけているかどうか?どのレベルまで身につけているか?・・・が大事になります。
投資・資産運用をやっている人とやっていない人の経済格差は、おそらくどんどん拡大していくと思います。
正しい方法で早く始めることが重要です。
生活のためにお金を稼ぐのではなく、自分がやりたい事/過ごしたい人生を送るためにお金を稼いでいる・・・というのが望ましいのですが、もちろん最初からそのようにお金のやりくりを構築することはできません。
最初はやはり「生活のため」でスタートし、やがてそれを「過ごしたい人生を送るため」に切り替え、さらには「お金を増やすために(=投資)」・・・とつなげられるように家計を切り盛りしていく意識を持つと良いと思います。
投資でお金を増やす一つの目的は、お金で恐怖やストレスを感じずに生きていけるようになるため・・・です。
別に10億円・・・20億円の資産を作りましょう!と言いたいわけではなく、老後も含めて普段の生活に支障のない程度の財資産を持ちましょう!・・・というだけの話ですが、いずれにしても一朝一夕には無理なことですから、やはり「時間」が必要です。
そういう視点で投資をとらえ直して、自分の幸せのために少しでも早い段階でお金の教養・・・投資活動を実践していくと良いと思います。