生活するのに十分なお金と、何か不測の事態が起きたときに対処できるだけの蓄えさえあれば、それ以上のお金は必要ないように思えます。
ただ、不測の事態で必要になる蓄えが具体的にいくらなのか?・・・ということに人は明確な回答を出せませんから、人によってはせっせと貯金に励み、すぐに必要のないお金を銀行に眠らせます。
人が生きていくうえでの必要金額はみんな違うと思いますが、おおよその見当ならつけることは可能です。
それは、自分がこれまで生きて生きた過去の家計簿を見れば毎年の生活費が読めますし・・・歳をとってからの生活費がどれくらいかかるかをネット等で確認すれば大体の金額がわかるからです。
ある程度の「必要なお金」を確保しつつも、同時進行で「お金では買えないもの」を手に入れる努力をすることも大切だと思います。
「お金では買えないもの」にはこんなのがあります。
愛情/充実感・達成感/難病に罹患しない事/子どもの成長を育む喜び/平和に生きられるありがたさ・・・などです。
それ以外にも、お金では買えないものはたくさんあります。
お金が準備できたら、次はお金で買えないものを用意するのではなくて、常に並行して両者を準備・用意していくのが良いと思います。