ネットでは自分の正体が晒されないのをいいことに「他者を誹謗中傷するという卑劣な行為」を繰り返し行なう人が後を絶ちません。
自分のことは晒されないけど、ネット上に残した罵詈雑言の類の悪意ある言葉・表現が独り歩きして、攻撃された人の心をむしばんで傷つけ続けます。
早くそんなことが解消されるようになれば良いと思いますが、言えるのは「時にはペンは剣よりも強い」ということです。
剣で傷ついた身体はやがて治癒しますが、ペンで傷つけられた精神の傷は癒えるとしても相当な時間が必要です(癒えることがないかもしれません)。
邪な心では、正しい判断はできない。『自分にとって』都合のよい判断ではなく、『人間にとって』普遍的に正しい判断を私たちは心がけるべきなのである。
とは稲盛和夫氏の言葉ですが、社会人として自己本位から脱却する精神的自立がすべての大人に必要な資質だと思います。
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「回転寿司」や「無人販売機」に限らず、ほとんどのビジネスは性善説を前提にしたビジネスモデルになっています。
これを揺るがせることはすべての人により多くの負荷を強いることにつながります。
自分本位でみっともないあきれた行動をする人は結局のところ、自分のブランドを傷つけています。
「自分ブランド」を貶(おとし)めています。
勿体ない!ことですが、経験が浅く無知で精神的に自立できない本人には知る由もないことなのかもしれません。
少なくとも自分の周りにいる人にはそうした幼稚でレベルの低い人間にはなってほしくないし、自分もそうしたワナに嵌らないよう気をつけようと思っています。