
格差は今に始まったことではなく、例えば「貧富の差」なんてことは昔から確実に存在しています。
昔と違うことがあるとすれば、「その差は努力次第で昔よりも埋められるようになった」ということです。
そして、そのために重要なカギとなるのが「情報」です。
インターネットの普及により、今では誰もが簡単に世界中の情報にアクセスできるようになりました。
昔は情報がかなり限られていたし、得るにも時間がかかりましたが、今ではほんの数秒でかなりの情報を簡単に得ることができます。
情報の絶対量が限定されているときは、決して富裕層の生活を知ることなんてできませんでした。
せいぜい◯◯町の△△さんはお金持ちらしい・・・とか、芸能人の××さんはどこそこに別荘を持っているらしい・・・といった狭い世界の情報だけでした。
ところが、ネットにアクセスすることで誰もが短時間に得られる情報量は以前とは比べものにならないほどの量と質になりました。
あらゆる場所で「富裕層」の生活を目にすることが可能となりましたが、残念なの今度は別の格差として「情報の格差」が生まれてしまった・・・ということです。
今後もいろんな格差社会が生じる恐れがあり、是正される可能性はあまりないのかもしれません。
だからこそ、格差の下位に位置して生きるのではなく、上位に位置することを望む姿勢が今まで以上に大切になってくると思います。