やったかやっていないか?の判断基準がどこにあるか

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大学の受験勉強を「やった、やっていない」と話すとき、たとえばある問題集を何ページ解答したかをチェックすればどの程度やったか?はすぐに判明します。

1時間で10ページ分を解いた人と、2時間かけて1ページ分を解いた人がいるとしたら、多くの人はその「成果で判断」しますから前者のほうを「やった人」とみなし、後者を「やっていない」とみなします。

ところが、往々にして後者の人のほうが「自分はこんなにやった!」と言い張る傾向が強く、結局のところ、そこでの判断基準になっているのは「費やした時間」です。

サラリーマンはこのワナに陥る人が多く、仕事を時間で計って「オレはこんなに仕事をやった」と主張したがりますが、上から見れば結果が出ていなければ「やっていない」のと同じです。

・・・・・・・・・・・

シンプルとイージーという英語はどちらも日本語では「簡単」と訳せますが、話の前後や基準でニュアンスが異なってきます。

「やった、やってない」も、「何を基準に言っているか」を明確にする必要があります。

やった、やってない議論がある場合、たいてい「やった」と言う側は単に「時間を使った」と言っていて、「やってない」と言う側は「時間だけかけて成果につながる動きをやってない」と言っています。

「何を基準に言っているか?」は大事で、そうしないと話がかみ合わなくなります。

「自分の自尊心」が第一優先の人はサラリーマン止まりです。

ビジネスマンは結果を第一優先事項に置き、自分の自尊心は優先しません。

自分の自尊心はあくまでも主観的であすが、成果・結果は客観的です。

ビジネス/仕事の世界では客観的のほうを優先する必要があります。

(十分に)やったか、やっていないか?の判断基準を自分本位の自尊心に置かず、他人から見ても納得のいく成果・結果のほうに置くほうがビジネス社会では生き残っていけると思います。

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