大多数のサラリーマンは会社で必死に働きますが、そこで得られたお金を手元にそう長くは残せずにいます。
なぜなら、あったらあるだけ使ってしまうから・・・です。
一体何のために一生懸命働いているのか?
もちろん「使うため」ですから、自分の好きなように使うこと自体は問題ありません。
でも、いつか働けなくなる日が来る・・・いつか会社を退職する日が来る・・・ということを考えると、少しは手元に残しておいたほうがベターです。
自分がラットレースのような人生を送っていることに早く気づき、そこから抜け出すことを意識していかないと、いつまで経っても意味不明な人生状態のまま・・・かもしれません。
世の中にはごく一部、ビジネスで大成功して「お金持ち」になった人もいますが、その後、早い段階で一線から退いて別の世界で新たな人生を歩もうとする人はほとんどいません。
ビジネスで成功したお金持ちの人は、そのままその位置に居座ることでさらに自分の財を増やすことに取り組む人が多いと思います。
次世代のことや後継者を育ててバトンタッチをする人はほぼ皆無なわけです。
事業年度中にお金を残すと税金で徴収されてしまうから・・・と、場合によっては社用車として高級車を乗り回したり、接待交際費として高い飲食を楽しんだり、庶民には手を出せないような贅沢を楽しむことで自分の成功を味わう人もいます。
人としての崇高さ/人間力の大きさを見せてもらいたいところです。
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サラリーマンとして勤務するほとんどの人は毎日を惰性で生きていて、ワクワク生き生きとした活力ある出勤をしている人は少ないような気がします。
惰性で生きているかどうかを判断する問いかけがあります。
→ あなたは今日休みだとしても仕事に出勤したいですか?
答えがイエスなら惰性では生きていません。
でも、答えがノーなら惰性で生きている恐れがあります。
答えがノーということは、本当は仕事に行きたくない/休みのほうがいい・・・と心の底では思っているけど、イヤイヤながら仕方なく出勤していると言えます。
一体何のために一生懸命働いているのか?
すべてのサラリーマンに、定年の日まで一生懸命に勤務したその先に「経済的自由」の世界が待っているわけではありません。
昭和、平成、令和の歴史が証明してくれています。
経済的自由がなければ、行動的にも精神的にも自由な生き方をすることは難しいです。
限られた人生の中で意味のないことをしている暇と余裕はないのですから、経済的自由を目指すならキチンとそれに向けた準備と作戦を練って行動することが大事です。
サラリーマンとして働けるうちにいろいろなことを経験し、それをもとに自分の人生を改めて見つめ直すと良いと思います。
そして、「一体何のために一生懸命働いているのか?」という命題に自分なりの答えを導くと良いと思います。