学びを誰かのために活かす

論語に「学びて時にこれを習うまたよろこばしからずや」・・・とあります。

意味は「学んだことを時に応じて復習するとまた理解が深まるものだ」ということです。

まったくそのとおり! ですね。

人は学習する動物です。

同じ「学ぶ」にしても、その方向が内向きの場合と外向きの場合があります。

内向きの学びとは「自分だけのために」学ぶ姿勢で、外向きの学びというのは「自分以外の人・モノ・ことのために」学ぶ姿勢です。

たとえば、「外向きの学び」というのは学んだことをお客様のために使うとか、部下のために使うとか、家族のために使うなど「利他の心」が背景にあります。

そういう観点で言えば、内向きの学びは「利己心」が前提と言えそうです。

また「外向き学び」の方向性を持っている人は、学びの習得が「内向き学び」の人よりも早いと思います。

なぜなら「誰かのために!」という思いが、学びの習得スピードを早めてくれるからです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

たとえば、調理師の専門学校に通っている生徒が自分にスキルを身につけようとか、早く卒業したいという気持ちで学ぶときは 「内向きの学び」です。

もしも、自分が料理した食事を誰かに食べてもらって喜んでもらいたい!という気持ちで通っているのなら、それは「外向きの学び」です。

何年通うかに関係なく、そこで得られるモノには何か違いがあると思います。

たとえば、会計士の勉強をしている人が、自分の合格のことだけを思って学ぶのと、自分が会計士となってお客さまを助けてあげたいと思って学ぶのとでは、これもやはり得られるモノは何か違うと思います。

学びを誰かのために活かす思いで学習する姿勢は大事だと思います。

会社で働くときの気持ちも同様です。

仕事を通して今日学んだことを一つでもあるいは1%でもいいので、それを誰かに伝えたり役立てるように工夫する気持ちを持っていると、サラリーマンはビジネスマンになっていけると思います。

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澤井豊オフィス澤井 代表

投稿者プロフィール

1964年、富山県生まれ。大学卒業後、大手株式専門証券株式会社に入社。学習塾を運営する未上場会社に転職後、会社を東証2部上場および東証1部上場に導く。人事・財務・IR・総務の経営リーダーとしてM&A、会社分割、グループ経営移行を行い、社員研修においては延べ1万人以上に実施。ライフプランに沿って経済的自由を得た後、会社を50歳にて退職。

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