会社で活躍している社員とあまり活躍していない社員との大きな違いの一つに「他者からの必要度合い」が挙げられます。
当然、活躍している社員ほど「他者から必要とされる度合いは高い」です。
また、なぜその度合いが高くなるのか?・・・というと、それは「その人の代わりになる人が(ほとんど)いないから」です。
代わりがいくらでもいる・・・と言われるような社員であれば当然必要度合いは低くなりがちで、「代わりがいくらでもいる」が故に最悪の場合はリストラ要員となってしまいます。
まとめると「会社で活躍する社員ほど他者から必要とされる社員であることが多く、また、それだけ代替要員がいないレベルの持ち主である」・・・ということです。
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周りを見渡しても、仕事で何かに突き抜けている人というのは結局のところ「代わりがいない人」であることが多いと思います。
その人じゃないと困る、その人でないとできない(他の人にはムリ)、その人だからこそお願いしたい・・・といった感じです。
本人がどう思っているかに関係なく、周りからそのように認められているかどうかが肝です。
ここで言う「代わりがいない」というのは表面的には能力・経験・知識・実績だったりしますが、本質的にはそれらを複合的に掛け合わせた「オリジナリティ」だと思います。
その人ならではの「独自性/優位性」です。
代わりがいない人たちには「オリジナル」が備わっていて、代わりがいる人たちは「オリジナル」が存在しない(存在していても弱い)わけです。
どれだけありきたりな業界で、どれだけありきたりな仕事をしても、突き抜ける人というのは不思議と「あの人にしかできないよな~」という他者が認めるオリジナリティを持っています。
一方、どれだけ「私はオンリーワンだ!」「自分しかいません!」と叫んでみても、他者からは「まあ、よくあるやつだよね」と思われているからあまり頼りにされないのだと思います。
今までの自分に「オリジナル」が加わるだけで、他人との差別化が一気に進み、仕事の達成レベルが上がって影響力が身につきます。
オリジナルな人に共通しているのは、自分にしかできない人生を送っていたり、自分にしかできないビジネスを行なっている・・・ということです。
その他大勢から抜け出すためにも、「代わりがきかない人材」を目指し、そのために「オリジナリティを発揮して他人との差別化を明確にする」のが良いと思います。