キャンプ用品やバーベキュー用品など、通称「アウトドア」に関係するさまざまな商品は、レジャーを楽しむ人が多くいればよく売れますが、レジャーを楽しむ人が減ると途端に売れなくなります。
ところが、よくよく考えてみると、そうした「アウトドア商品」は「災害時の防災・救済商品」と紙一重だと気づけます。
テントや寝袋やランタン、野外用の調理器具、ラジオ付き懐中電灯などは、まさに災害時に必要となるものであり、レジャーではなく災害時にも非常に役立つものばかりです。
登山やキャンプに興味のない人・家庭でも、防災グッズには関心が高いかもしれません。
お店側としては、売れ残ったアウトドア商品売り場を「防災グッズ売り場」に変えることで、新たな需要を呼び起こすことができるかもしれないですね。
売り場を変えると途端に売れ出す(逆もあり)・・・ことは、どんな業界の商品でもあり得ることです。
もし、今、自社の商品・サービスの販売が落ち込んできたなら、それを別の切り口で販路を開拓するように検討してみると良いと思います。
世の中には、ネーミングを変えただけでも爆発的に売上が伸びたケースもありますし、売り場を変えるだけで販売数が伸びるならほとんどコストはかかりませんからとても有効打になると思います。