何でも「最初の一歩/初体験」という時期が必ず存在しています。
最初からうまくいったこともあれば、そうではなかったこともあります。
今では大手と言われている企業や大物と呼ばれている人だってみんなそうした「過去」が必ずあるわけです。
「今からスタートすることや人」だっていつかは大手・大物になっている可能性はいくらでもあります。
馬小屋からキャリアが始まった豊臣秀吉、
新聞配達から仕事を始めたカーネギー、
自転車屋の丁稚奉公からスタートした松下幸之助・・・など、今では誰でも知っている有名人でも最初は無名で下っ端でした。
多くの人が小さな一歩から始めていたわけですが、興味深いのはその一歩を踏み出したとき、誰もそれほど大それたことは考えていなかっただろう・・・ということです。
多くの成功している人たちも最初はアルバイト下積みの経験をしていた時期があったはずです。
そして、最初のチャンスはおそらくかなり地味なものだったと思われます。
でも、どんなに見栄えのしないチャンス(それをチャンスとさえ思っていなかったかも?)であっても、自分の目の前に来たら確実に掴む・・・ということを繰り返し、彼ら彼女らはまるで『わらしべ長者』のようにそこから一歩ずつ自らの成功をグレードアップしていったと言えます。
その積み重ねが後にその人を有名人・大物・大御所に仕立てあげてくれたのだと思います。
言い換えれば、最初のチャンスは必ず自分の手が届くところにあるハズ・・・です。
そのチャンスをしっかり摘み取ることができるかどうか・・・が、今後の人生の分かれ道となっていると言えそうです。
一言で言えば「現状に適応し、決してあきらめない」ということです。
くさらず、怠けず、あきらめず、今自分にできることや自分に与えられたことに集中し、そしてより良い成果・結果を導くことを繰り返す・・・これが将来の自分像を良くするコツだと思います。