「メザシの土光さん」として親しまれた土光敏夫(どこう としお)さんを知っているサラリーマンは少なくなったかもしれません。
土光さんは石川島播磨重工業(今のIHI) や東芝の社長をされていた方で経団連の会長も務められた方です。
そんな経済界のトップにいたにもかかわらず、「食事はメザシでいい・・・」と質素な暮らしを求められた人です。
昨今の政治家・経済界の重鎮にはそんな心の姿勢を見習ってもらいたいところが多々あるかと思います。
ところで、土光敏夫氏はビジネスマンに向けてこういう言葉を残しておられます。
「会社で8時間懸命に働くのは当たり前。
当たり前でないのは会社が終わってからの時間をどうするかだ」
・・・と。
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世に言う「成功者」の成功要因には数々あると思いますが、その一つはやはり「会社が終わってからの時間を大切にして有意義に使ったこと」が挙げられると思います。
一人の時間をどう使うか?
・・・ということです。
その習慣が人格をつくり、運命を導いていくと思います。
サラリーマンはともするとただお酒を飲みに同僚と出かけてお終い・・・ということが多いかもしれませんが、それではちょっと時間がもったいないと思います。
自己成長に充てる時間として、地道に努力することをやってみるのも今年はいいかもしれないですね。