プロ野球の試合などで、バッターが打った瞬間に片手を挙げてガッツポーズをとるシーンがあります。
まだボールの行方を見ないうちから自分でホームランだと確信しているわけです。
バスケットボールでも、3ポイントシュートを放った直後にガッツポーズをとる人がいます。
まだリングに入っていないけど、自分ではシュートが決まった!と確信しているわけですね。
テストでも、書き終わった後に充実感に満足感を感じる人は、ほぼ及第点(合格)が間違いないだろう・・・と手応えを感じている人です。
当然、合格発表はまだまだ先のことですから誰にも合否はわかりません。
でも本人にはその手応えがあるわけです。
最終結果を見なくても自分の手を離れた瞬間に結果の着地がその人には見えている・・・というのはなぜ起きるのか?
キーワードは「反復練習量」です。
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反復行為に付随してくるのは何と言っても「量」です。
反復練習をすればするほど、それは大量の練習をしているのと同じです。
その量をこなすことで、ある段階でフッと質が上がります。
いわゆる「量が質に転化するタイミング」=量質転化の法則が起きるときです。
量をこなせば必ず質が上がります。
反復練習は、量を求めることでまさに質を求めているという意味があります。
質を高めると、感性が研ぎ澄まされて普段とは違う感覚が身についてきます。
そのレベルまで早く到達することが大切で、ビジネスにも同様のことが言えると思いますし、当然、仕事にも同じことが言えます。
一流の人はこの域に達しているので、感性が他の人とは違うのだと思います。
質を求めることは大切ですし、そのためには「量」を求めることを手段として機能させれば良いと思います。