サラリーマンは「決断力」に弱く、ビジネスマンは「決断力」に強い・・・と言われます。
人は一度失敗すると、失敗をすることが怖くなって、その後なかなか決断できないようになる・・・と言われます。
自分で決めることが怖くなってしまうわけです。
その結果、他人に決めてもらう=失敗しても自分のせいじゃない、他人のせいだ・・・と言い訳をあらかじめ設定した行動パターンになります。
あまりうまくないと思います。
常に「他責の人」だと、人生を楽しむことより物事のあら探しが先に立ち、いつもネガティブな発想に陥りやすくなります。
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普段から「決断をせず」に他者の言いなりになって行動をして人は、「決断を避けている」人であり、極端に言うと「決断をしないという決断をしている」人です。
でも、「間違った決断はなされなかった決断に勝る」・・・です。
人生は決断の繰り返してあり、人はその結果を甘受することで成長するきかけを得られます。
間違った決断の結果、仮に自分が望んだ結果でなかったとしても、それを「失敗」とはとらえずに「次の成功への1ステップ」だととらえ、「成功しない一つの方法を学んだ」・・・と理解すると良いと思います。
それをフィードバックとして受け入れ、改善していけばいいだけです。
自ら決断したことであればあるほど、人はうまくいかなかったときに「このままではいけない/こんなのイヤだ/何とかしなくては!」・・・と考えます。
決断して失敗したからこそ得られる新しい知恵やノウハウや知識や人脈などがあります。
自分の決断に慢心するのもうまくないですが、決断を怖れ決断から逃げることはもっとうまくないと思います。
決断して間違えてもいいじゃないか・・・という一種の悟りの境地に達して、たとえ正しい決断ができなかったとしても、決断すること権利を放棄しないことが大切だと思います。