世の中には猫舌の人とそうでない人がいます。
研究によれば両者の違いは別に「舌」自体に差異があるわけではなく、「舌の使い方」に差異があるそうです。
どういうことか?
猫舌の人は、飲み物・食べ物を口にするときに舌の先っぽを突きだして口にするそうです。
この下の先っぽには「熱」を感じるセンサーがあって、それで「熱い!」と感じてしまうようです。
一方猫舌でない人というのは、そもそも食べ物を口にするときに、舌の先を下の歯に当てて舌の中央で食べ物を受け入れる動きをしているそうです。
この舌の中央というのは熱を感じにくいので熱く感じられず、それで「猫舌でない」と言われているとのことです。
考えてみたら、私も無意識にそうしています。
面白いですね。
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普段舌の使い方、舌の置き場所に意識を向けている人はいないと思います。
ところが、ある研究によると、舌を上の歯の後ろにくっつけるようにしている人は右脳と左脳のバランスが保たれて思考回路も落ち着き、感情も安定するそうです。
逆に言うと、普段落ち着きがなく思考も定まらないような人は、舌をこの位置に置いていないことが多いそうです。
西洋の研究による話ですが、スゴイのは紀元前1000年に中国の気功瞑想家が同じことを見抜いていて、実践していたとも言われていることです。
普段何気なく口を動かしたり、動かさなかったりですが、思い出したときに意識して舌をこの位置に置いてみると脳の中心が定まって何か変化が生じるかもしれません。
信じて実践してみたいと思います。