小学生のころに運動会や遠足などを楽しみにしていた人は多いと思います。
中学生や高校生になると、修学旅行が楽しみ・・・文化祭が楽しみ・・・部活動の大会が楽しみ・・・ということもあったと思います。
「その日(がいつなのか)」は予めわかっていますから、何日も何ヶ月も前から指折りしてその日がやってくるのをワクワクした気持ちで待っていた経験は誰でもあると思います。
幸せ感というのは、こうした「未来の訪れる日を待ち望んでいる時間」に強く感じられるのかもしれません。
ところが、残念なことに、大人になるとこうした時間を持つことが徐々に無くなっていくような気がします。
大人でも同じことをやればいい、と思うのですが、毎日の仕事に追われ、徐々に楽しみを忘れた日々・時間を過ごすことが多くなっていきます。
「楽しみで楽しみで待ち遠しい!」・・・という予定をたくさんスケジュールに入れられると良いのですが、むしろ「楽しくなさそうな予定をたくさん入れる(入れざるを得ない)」という逆パターンの行動をとる人が増えます。
何とも、もったいない話です。
待ち遠しい予定(スケジュール)を入れて童心に戻ってそれを指折り数えて待つようにする・・・と、毎日が幸せ感に包まれて人生が豊かになると思います。
場合によっては、1年がちょっと長く感じられるかもしれません。
仕事においても好結果を生みます。
楽しみな予定を全力で楽しめるようそれまでに仕事を終わらせよう、という「締め切り効果」が働き、仕事が知らずのうちに捗(はかど)ります。
仕事をどうせ行なうなら「楽しく面白く」の姿勢が大切だと思います。
楽しめる予定を無理無理にでもたくさん設けて自分のスケジュールに組み込んでいくと良いでしょうね。