都会の新社会人の中には毎日「電車通勤」という人もいると思います。
コロナ問題が落ち着いてきたので在宅勤務も減り、毎朝電車で通勤・・・という以前の日常が戻ってきています。
この電車通勤には一つ不思議な現象があって、それは「ほとんどの人は駆け込み乗車をする傾向がある」・・・です。
私も現役時代はその傾向がありました(特に若いとき)。
駅のエスカレーターを駆け上がったり、ホームを発車ギリギリまで自分の定位置の乗車口まで進んでベルが鳴ると一番近い乗車口に飛び込む・・・などをよくしていました。
まあ、そんなに一分一秒急いで乗る必要もないのですが、なぜかサラリーマンは急ぎ乗車して少しでも通勤時間を短縮しようとする・・・という傾向があるようです。
これが最終電車だとか1時間に1本しかない電車だというならまだわかりますが、今になって思えばホント不思議な習慣だったと思います。
冷静に考えたら何も急ぐ必要はない・・・と気づいた人は今日から自分の行動を少し改めてみると良いと思います。
つい無意識に駆け出してしまうのを止めてみる・・・意識してあえて次の電車を待つ・・・という新しい習慣を試してみるときっと何かが変わっていくハズです。
焦ることなく次の電車を待つだけで心に余裕が出てきます。
こういう心境の変化というのは短期では何も変わらないように思えるかもしれませんが、中長期目線でみると侮れない影響があるものです。
横断歩道の青信号点滅で駆けださない・・・というのもこれと似ています。
ちょっとしたことですが、他の多くの人が習慣として行なっていることの逆をしてみる・・・というのは結構有意義な効果をもたらしてくれると思います。