「三方よし」の精神

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2023年に倒産した会社は8497社で、負債総額は2兆3769億300万円・・・だったとか。

この倒産の増加率はバブル崩壊後で最も高く、しかも過去10年で最悪・・・らしいです。

コロナ禍・・・インフレ等によって、人知れず厳しい環境に置かれている企業はたくさんあるようです。

・・・・・・・・・・・・・・

ユニクロが低迷していた2000年ごろ、当時の柳井正社長を覚醒させた名言があるそうです。

それは「日本商業の父」と呼ばれる倉本長治氏が残した次の言葉です。

店は客のためにあり、

店員とともに栄え、

店主とともに滅びる。

柳井氏はこの言葉を座右の銘にして、その後快進撃を果たすことになったそうです。

この言葉を残した倉本氏は、「商売は採算よりも善悪を第一に考えるのが根本」と言います。

京セラ・JALの経営で知られる稲盛和夫氏の「動機善なりや、私心なかりしか」というのにも通じます。

儲けたいと思うよりも、お客さまのためになるビジネスをすれば自然と集客はできていく・・・これが「店は客のためにあり」に込められた思いだと言えます。

また、倉本氏は「店員の働きがいと顧客満足度は比例する」と考えていたようで、社員が活き活きと働いている会社は必ずお客さまの満足度も高くなる・・・ということです。

だからこそ社員を大切にすることが大事で、これが「店員とともに栄え」に込められた思いと言えます。

最後に倉本氏は「店員は店主の分身である」と考え、経営者が自分の損得だけを考えたり、社員をモノのように扱えば会社はあっという間に低迷する(=店主とともに滅びる)と考えていたと思われます。

キレイ事かもしれませんが、倉本氏の教えは古今東西いつの時代でも通用すると思います。

その根底にあるのは「三方よし」の精神です。

お客さま、社員、会社側・・・今で言えばすべてのステークホルダーということになるかもしれませんが、経営を通してすべての人を幸せにすれば経営は自然とうまくいくというものです。

教科書的な考え方とも言えますが、やはりとても重要な考え方だと思います。

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