いろんなところに問い合わせ電話をかけたときに思うことの一つに、「すぐに人が電話口に出てくれる」のは以前は当たり前だと思っていたけど、いつしか当たり前ではなくなったなあ・・・ということがあります。
電話がつながると、途端に録音されたガイダンスの音声が流れて、○○の場合は1を押してください・・・といった事が延々と続きます。
あれって結構イライラします。
・・・・・・・・・・・・・・・・
会社にかかってきた電話は、何度もコールを鳴らさずに早くとるのが基本です。
現役時代には3回以内のコールでとるように社内では指導していました。
それ以上待たせると、かけてきたほうはちょっと不機嫌になったり、会社に対して不信感を持つ恐れがあるからです。
かけた電話に出たのが人間ではなく音声ガイダンスだとガクッ!とします。
早く用件を伝えたいのにウザいなあ・・・と思ってしまいます。
ガイダンスが長くて、かけた人が目的を遂げる時間がかかればかかるほど、これって本当に不親切だと思います。
結局、お客さま視線に立った経営ではなくて、事業者都合の視線で見た経営になっているのだと思います。
だから、そういう会社が「うちは顧客第一主義です!」なんてことを言っていたら、「???」で経営者の良識を疑ってしまいますね。
お客さま第一主義であるなら、電話対応もお客さま目線でお客さまの立場になって考える事が大切です。
でもまあ、世の中には残念ながら音声に切り替える会社がどんどん増えているようで・・・経費削減のほうを優先しているのでしょうね。
ほんのちょっとしたことでも、そこから経営スタンスや何を重要視しているかが薄っすら見えてくるところが面白いと思います。