銀行マンがお金持ちの人のところへ通うわけ

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

銀行とは面白いところで、一般的なビジネスの概念があまり通用せず、常に銀行上位の概念で物事が発想され、当然そこで働く人たちも自然とそういう頭の構造になって人と対処します。

だから、時と場合によってはとても失礼な態度、言動をとったりして嫌われるのですが、当の本人たちは意に介さないというか、気づかないというか、常に銀行の論理で動いていますから、外部の人が自分たちをどう思っているかなどほとんど気にしないようです。

それでも銀行は国に守られているのでよほどのことがないと潰れないし、倒産することなんて当事者たちは微塵も考えていない・・・といったまったく不可思議なところです。

そんな銀行マンたちは、一般庶民のところには足を運びませんが、ある一定のお金持ちのところへは電話や訪問やDMなどあの手この手で営業活動を行います。

なぜ銀行マンはお金持ちの人のところへ通うのか?

それは決して「預金してもらうため」ではありません。

「お金を借りてもらうため」ですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

銀行の経営は基本的には「お金を貸して利子をもらう」ことで成り立っています。

お金持ちは多少のお金を銀行に預けることはあっても、自分でさまざま運用を行っているので、銀行預金の利息を遙かに上回る利回りを得ていますからお金を銀行に積極的には預けません。

だから、銀行マンが足げに通っても預金残高を伸ばすことは難しい・・・と言えます(預金保険機構の限度額が1000万円というのもありますし・・・)。

したがって銀行マンがお金持ちの元へ通い、何度も営業攻勢をかけるのは「お金を預けてもらうため」というよりは「お金を借りてもらってその金利を稼ぐため」・・・ですね。

ところが、お金持ちはお金持ちゆえに必要のないお金を借りるわけがありません(だってお金を持っているんですから)。

だからどうするか?というと、銀行マンはお金持ちにお金を借りてもらうための目的をつくって、それを提案しているわけです。

多くの場合が事業紹介であり、また不動産投資であったりするわけです。

お金持ちになりたい人は銀行によく足を運びますが、すでにお金持ちになっている人は銀行のほうから足を運んでくれる・・・というのは何とも皮肉な話ですね。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

注目のお勧め記事!

  1. 2018-3-23

    生涯賃金をいつ稼ぎ終えますか?

    サラリーマン人生を経済面だけで言い換えるなら「生涯賃金を稼いでいる間の人生」と言えます。 そし…
  2. 2017-11-1

    【ビジネスチャンス】「場」を設けられる人=「お金」を儲けられる人

    本屋に行くと「株で1億円儲ける○○」「FXで10万円を△△倍にする方法」「インターネットで□□円稼ぐ…
  3. 2017-7-7

    強く想えば願いはきっと叶う!

    七夕では短冊に自分の願いを書いて、笹の葉につるしますが、最後にそうしたことをやったのはいつだっけ?・…
  4. 2017-1-20

    トランプ大統領誕生で「強いアメリカ」は復活するのか?

    今日(2017年1月20日)にアメリカの新大統領に就任予定のドナルド・トランプ氏ですが、前評判はかな…
  5. 2021-5-6

    トップを維持する大変さ/途中からしんどくなる

    以前、イチローが引退の記者会見で 「プロに入って最初の2年くらいは1軍に行ったり来たりでその頃…
  6. 2017-1-31

    文句を言いたげな社員を味方にする方法(ソクラテス式のマネジメント術)

    サラリーマンというのは自分勝手な生き物で、入社するときはさんざん美辞麗句を並べて、何とか採用してもら…
  7. 2017-3-10

    熱心な営業マンと立派な営業マン

    世の中にはいろいろな経営者がいて、中には「名経営者」として世間に広く名前が知れている人や、亡くなった…
  8. 2017-7-31

    【警告!】洗脳にご注意を…【自己防衛術】

    世の中には悪だくみをする人がいるもので、特に詐欺に関しては「私は詐欺師です」なんて自分から言うはずが…
  9. 2022-12-9

    ビジネスは「できないことをできるように」しないと繁栄できません

    人の成長とは「できなかったことができるようになる」ことにその本質があります。 同様に、ビジネス…
  10. 2023-4-29

    新NISAを無視しないで使いこなす意識を・・・

    「令和5年(2023年)度税制改正大綱」が公表されました。 もともと「NISA」は「資産運用を…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る