ビジネスや仕事において「問題が生じた」・・・ということは「理想と現実の間に障害が起きた」という意味です。
つまり、問題というのは理想と現状とのギャップだということです。
ここで大事なのはその問題を解決することですが、それはすなわち「理想が何で現状がどういう状況か?」を正確に理解していることが前提となります。
それらがわからなければ「理想-現状=問題」という引き算ができません。
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人生/生き様において、今抱えている「問題」を知るには「理想」と「現状」の2つの要素が必要です。
それらを明確にすることが自分を正しく行動させるための原動力になります。
自分が理想とする姿(像)は、別名「夢の実現」であり「目標」とも言えると思います。
理想と現状がはっきりすれば、自ずとその間に生じる問題(課題)も明確にすることができます。
そうすると、自分が為すべきことが明確になるので行動を起こすことも容易となります。
仕事も同じです。
求めていることが明確になれば、無駄な動作が少なくなります。
自分が求めている未来像と、その状態に至っていない現実の姿を明確に知ることが大切です。
それが結局、実際に未来の理想像を手に入れるスタートラインに立つことにつながります。
問題解決のうまい人・・・問題解決力がある人の共通点として、こうした「理想の姿と現状把握を的確に行い、その間を埋めることが上手だ」ということがあると思います。