ビジネスには何らかの商品(サービス)が存在しています。
その商品(サービス)をお客さまに提供して、代わりにお金を得るのがビジネスの基本です。
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誰かが何かを仕掛け、それがうまくいって大儲けしたとします。
その大儲けがいつまで続くかは誰にもわかりませんし、もしかしたらもっともっと儲かるかもしれません。
でも、そうした成功者の道は必ず別の誰かが通ろうとします。
つまり、「マネをする人」が出てくるわけです。
マネをする人が増えていくと、競争が増え利益はどんどん少なくなっていきます。
これはどんなビジネスでも起こりうる永遠のテーマです。
だからこそ、優秀な経営者はそこでいかにして他者の参入を阻もうか?!と参入障壁を高くすることを考えます。
つまり、同じことをやれるものならやってみるがいい!・・・という強気のマネジメントをとるわけです。
その参入障壁を高くすることが「差別化戦略」の本質です。
差別化戦略がうまく機能すると、当然短期ではなく長期的に商品が売れて経営は安定します。
お客さまはいつしかリピート顧客となって、自社商品(サービス)から離れられなくなっていきます。
そうなると本当に経営は安泰です。
お客さまが自社商品から離れられなくなるようにしていく戦略は、別名「スイッチングコストを高める」とも言います。
■参考:過去ブログ スイッチングコスト
『「スイッチングコスト」という考え方(1)』
http://ameblo.jp/superameba/entry-11202603706.html『「スイッチングコスト」という考え方(2)』
http://ameblo.jp/superameba/entry-11202629960.html
ビジネスにおいて差別化戦略をとることは、経営の安定化を図るうえでとても重要な事だと思います。