営業社員の底上げをする方法

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

たとえば優秀な5人の営業社員が1年間で5千万円の売上高を上げているとします(5人合計で2億5千万円)。

一方で、それほど優秀でない5人の営業社員の1年間の売上高を1千万円とします(5人合計で5千万円)。

営業社員がその10人だけなら、この場合、会社の年間売上高は3億円です。

・・・・・・・・・・・・・・・

年間売上高3億円の会社が年間5億円の売上高目標を掲げると、多くの人は「ちょっと無謀じゃないの?!」と言うかもしれません。

3億円→5億円とは66%増しであり、確かに一見するとかな高いハードルのように思えます。

一般的には、年間売上高を10%増しにするだけでも社員たちはイヤな顔をします。仕事量が増え、キツイ仕事になりそうな気がするからです。

それを66%もアップさせるなんて!・・・と驚く社員は多いと思います。

ところが、上記の例のような会社であったなら、適切な考え方をして、適切にそれを実行すれば、年間売上高5億円を実現することができます。

理由は簡単です。

年間5千万円を売り上げている社員が5人もいるわけですから、その営業手法を全員で共有し、営業マンの底上げをしていけば良いだけです。

年間1千万円の売上高の営業社員5人は、営業技術に未熟な点が多く、これから改善の余地が大いにあります。

本人のやる気だけの違いではなく、やり方の違いが必ずそこにあります。

1千万円売上高の社員は、5千万円売上高の社員がどんな営業手法を使って数字を上げているのかを本当は知りたいハズです。

知って、自分にもできることならマネをしてみたいと思っていると思います。

しかし、ほとんどの会社では、そうした社員間のテクニック・ノウハウの共有を行なっていません。

なぜなら、研修教育制度を確立させていないため、各人任せ、属人的な手法を放置しているからです。

営業実績が低いことを叱責されることがあったとしても、どうすれば高い実績を上げられるか?・・・ということを具体的に勉強させたり、学ばせたりする機会を設けていないのが実状かもしれません。

だから、それをやったら会社の業績はすべからく伸びます。

営業成績が上がっていない社員に、営業成績が上がっている社員が丁寧に教えてあげればいいだけ・・・です。

どんな知識・技術が必要なのか、どんな考え方で仕事をしたら良いのか、どういう対応話法で対処すれば良いのか等をまとめ上げ、それを一種のマニュアルのような知的財として保存し、社員間で共有していくことが大切です。

営業実績の高い社員は、低い社員に比べて長く残業しているわけでもなく、たくさんの業務をしているわけでもないと思います。

実績を上げている業務は限定的でしょうから、それを教えてあげれば確実に社員の底上げが図れます。

成績の低かった社員たちは嬉しそうな顔をして「これが知りたかった」と思うはずです。

相乗効果が働いて、売上高が低かった社員も5千万円近くの数字を上げられるようになり、もともと実績を出していた社員も他の社員の知識・ノウハウを吸収することで6千万円~の実績を挙げられるようになっていくと、全体で売上高5億円というのもまんざら無くはない数字になっていきます。

机上の空論的な感もありますが、方向性としては間違っていないと思います。

大事なのは「研修教育」をすることで「社員を成長させる」ことであり、それが会社の成長に寄与することは当然の結末だと思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

注目のお勧め記事!

  1. 2019-1-29

    光あるところに「別の光」もある

    西暦1850年前後のアメリカ・カリフォルニアで広範囲にわたって金脈が発見されたため、一獲千金を狙って…
  2. 2019-1-9

    投資と投機の違い(インカム・ゲインとキャピタル・ゲイン)

    「投資」という一つの言葉で括(くく)られやすいですが、投資には大きく分けて「本当の投資」と「投機」の…
  3. 2019-7-24

    すべての人が「投資」を学ぶべき理由とは?

    大学生が卒業して社会に出たとき、ほとんどの人の財布の中身はほぼ横並び状態で、大きな差はまだついていま…
  4. 2025-2-26

    「将来の経済的自由/不労所得」のための「今の就労」と考えよう!

    人生を大いに楽しむためにも、ただ働き続けるだけの生き方から早くオサラバしたほうが良いと思います。 …
  5. 2018-6-11

    【注意】無用なアドバイスは価値観の押し付けになる

    人は他人に何かを教えてあげたり、アドバイスをすることに喜びを感じます。 アドバイスできるのは、…
  6. 2017-11-11

    なぜ基本が大切と言われるのか?

    基本とは「その物事において誰でも当然にできなければいけない基礎」のことです。 基本ができていな…
  7. 2016-9-1

    オリンピック選手が今持つべき「人生観」

    8月はオリンピックもあって世界中がいろいろ盛り上がったことかと思いますが、日本では9月になれば新学期…
  8. 2017-3-9

    歳をとるほどに若者と話すときの留意点とは?

    同じ家に住む家族であっても、親と子どもの見ている視界は別々です。 子どもが小さい頃には、親は子…
  9. 2017-3-27

    継続すればいつか到達できます

    たとえば、今高速道路を走っていて目的地は100km先にあるとします。 高速道路ですから、時速1…
  10. 2018-5-3

    相続でもめないように早めの手当てを・・・

    不動産を所有している人が亡くなり、残った不動産を巡って骨肉の相続権争いが起こり、その結果誰の名義にも…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る