地方銀行はますます淘汰・合併の嵐に

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

9月は多くの民間企業で「第二四半期」と呼ばれる決算の時期です。

銀行(金融機関)も同様です。

この決算期を無事に通過できないところは会社存亡の危機となって、最悪の場合は消えゆくのみ・・・です。

・・・・・・・・・・・・・・・

お金であれ、何であれ、貸し手と借り手との関係では、原則として借り手のほうが弱い立場になります。

多くの中小企業では地元地盤の金融機関から融資を受けたいと考えており、貸し手であるその金融機関の言うことに(心の中では納得していなくても)逆らうことができません。

逆らったり、断ったりすると、融資を受けられなく恐れが高いからです。

あえて上下関係をつけるなら、上位が地域金融機関で、下位が中小企業といった感じです。

そんな地域金融機関のホームページには、「地域社会の繁栄・発展・暮らしに貢献し、奉仕します」・・・「お客様のニーズに応えて誠心誠意尽くします」・・・「地域の皆様に愛される企業を目指します」・・・などと書かれていますが、どれも美辞麗句で虚しい響きがするだけかもしれません。

貢献や奉仕という言葉からは「自分のことは二の次で相手のことを優先する」と本来は読みとることができるのですが、実際の言動は一致していないようにも思えます。

・・・・・・・・・・・・・・・

地域の経済が活性化することで、自然と金融機関にも恩恵が届き、儲かる仕組みができあがっていきます。

そうなれば、地域創生にもつながります。

ところが、今の世の中はちょっとズレていて、なかなか地域の活性化は進まず、つれて金融機関の利益も以前より少なくなってきている・・・といわれています。

要は「昔ほどは儲からなくなった」わけです。

地方の金融機関も生き残りをかけて経済競争に参加する覚悟が必要になりつつあります。

今後、中小企業はどこからお金を借りても同じだ・・・という発想が強くなれば、地域の金融機関の経営はますます苦しくなります。

これからは、地域金融機関の特徴が明確化され、生き残る勝ち組と、生き残れない負け組とに分かれていくと思われます。

2つの銀行(金融機関)が一つになり、その銀行(金融機関)も数年後には再び淘汰のはざまで消えるところと残るところに分かれ、どんどん数が減っていく・・・を繰り返していくかもしれません。

結局、数行(数社)あった金融機関が一つになってしまう・・・という現象があちらこちらで起きていくかもしれません。

難しく言うと、経済の縮小が起きる・・・ということです。

かつての「護送船団方式」で守られていた時代を懐かしむ人はもう少ないと思いますが、「護送」ではなく「(生存)競争」が求められていると気づき、対処する姿勢が大切だと思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

注目のお勧め記事!

  1. 2017-8-14

    稼ぐ力を持っている人は強いです

    ビジネスは「まず顧客ありき」ですが、併せて「営業力が必要」です。 すなわち「稼ぐ力」です。 …
  2. 2016-12-29

    北斗の拳/ラオウの最期の言葉

    『北斗の拳』というマンガでラオウが自分の人生最期に放った言葉「我が生涯に一片の悔い無し!」というセリ…
  3. 2020-2-23

    お金の心配がないことで変わること

    経済的に自由な状態にあるということは、「多少のお金のことなら心配がない」というだけのことなのですが、…
  4. 2022-8-6

    「お金を切り崩す老後生活」から抜け出そう!

    一説には老後資金に必要な金額は夫婦2人で2千万円とも5千万円とも言われていますが、どれも正解であり不…
  5. 2020-10-19

    人生で重要な1番と2番=健康とお金

    老若男女、生きていくうえでと重要なことの最大テーマは?・・・というと、 1.健康 2.お…
  6. 2018-8-9

    給与明細書をしっかり見たことがありますか?

    サラリーマンの給料は今では「銀行振り込み」が一般的で、本人は給料日に「給与明細書」を上司から受け取る…
  7. 2018-12-21

    【注意】投資がキケンなのではなく◯◯◯がキケンです!

    世の中には「投資はキケンだから絶対にやらない!」という人もいます。 もちろん、それはその人の自…
  8. 2019-7-9

    「危ないこと」と「怖いこと」と「勇気」

    「投資」は危ない・・・怖い・・・と言う人がいます。 年齢にもよりますが、「危ないことには近…
  9. 2017-11-18

    身だしなみとお洒落(オシャレ)の差

    最近は「身だしなみ」という言葉をほとんど聞かなくなりました。 普段お洒落には無頓着な私ですが、…
  10. 2017-11-26

    65歳で1億円の預貯金を目指すよりも・・・

    かつての時代は「老後を迎えるまでにいかに多くの貯蓄をするか?」・・・が勝負の時代でした。 そし…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る