グローバル化という言葉が使われるようになって久しいですが、本当の意味でグローバル化というのは、地球観・世界観で物事を視るということだと思います。
つまり限られた地域だけの狭い規模ではなく、広く世界規模で物事をとらえることです。
たとえば、価格破壊が世界中の常識となってきているのは広い視野でみればコストダウンをすることが可能になってきたからです。
製造コストの高い国でモノをつくると価格破壊は起きませんが、コストを下げて安く仕入れることが可能になると一気に価格破壊につながります。
それに対応できない企業がどんどん経済市場からの退場を言い渡されていくわけ
です。
グローバル化が通用しない分野や業界もあると思いますが、そうした領域は徐々に狭まっていくと思います。やがてすべての分野・業界でグローバル化が展開される時代も来るかもしれないですね。
大切なのは「良い・悪い」という価値観のレベルで判断するのではなくて、出来事・事実を素直に受け止めることだと思います。
世界に飛び出すと、これまで自分が持っていた価値観がいろんな意味でひっくり返されて、新たな発見、新たな気づきに出会えるものだと思います。