自己資金と融資資金の違い

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

サラリーマンの人で仮に年収1000万円だとしても、実際はその1000万円すべてを使えるわけではありません。

 

所得税や住民税や社会保険料などが予め源泉徴収され、場合によっては従業員持株会の積立分が差し引かれ、そうした残りの金額が自分の銀行口座に振り込まれます。

 

また、振り込まれた額の中から家賃や光熱費やスマホの料金などを引いた分しか実際には使うことができません。

 

年収1000万円であっても実際の手残り額は500万円~700万円くらいに落ち着くと思います。

 

家族構成にもよりますが、そうした手残り額の中からサラリーマン自身が自由に使えるお金が決まってきます。

 

結婚して家庭を持った人の一般例として「サラリーマンのお小遣いは月額3万円」と言われていますが、単純計算で一日千円ですから結構少ない金額です。

 

・・・・・・・・・・・
サラリーマンが個人的にビジネス・投資に取り組む場合は、税金や保険料が差し引かれた後の手残りのお金をその資金源として行なうことになります。

 

ところが、もしこの1000万円を銀行融資によって獲得したとすれば、この1000万円をまるまる使うことができます。

 

かかる(必要になる)のは金利だけです。

今なら年間当たり約3%前後の金利・・・です。

銀行融資1000万円/年間金利3%とすれば約30万円です。

 

年間で30万円の金利を支払うだけで1000万円を自由に使うことができます。

 

元金を何年間で返済するかによって毎月の元金返済金額は変わってきますが、基本的には元金返済以外に必要なのは「金利」だけです。

 

1000万円ー30万円=970万円・・・ですから、ちょっと乱暴に言えば初年度は970万円をビジネスや投資資金として活用できます。

 

給料だと → 1000万円 ー 500万円 =500万円

融資だと → 1000万円 ― 30万円 =970万円・・・となり、

これだけ大きな差が生じます。

 

500万も引かれてしまった後の500万円をビジネス・投資の資金として活用するか?・・・それとも30万円しか引かれない970万円をビジネス・投資の資金として活用するか?

もちろん活用した後に「返済すること」を忘れてはいけませんが、それを差し引いても融資の活用は魅力的です。

 

ビジネスを展開する中小企業の経営者は、こうしたことを少なくとも何となくは理解しているハズ・・・です。

 

だから、事業で借金をして経営をうまく成り立たせているわけです。

 

サラリーマンだって同じようなことを実践することは可能です。

 

どっちのお金をビジネス・投資の資金として活用するのが賢明か?・・・という判断力と、何よりも「一歩を踏み出す」という勇気が重要なところになりますが、雇われ根性だけで経営者の視点を持っていないとこうしたことにも気づけないと思います。

 

サラリーマンという立場で会社から給料を安定的にもらいながら、会社内で「経営視点を学ぶ/経営者感覚を養う」ということをタダで勉強させてもらっている・・・と考えればこんなにオトクなことはないと思います。

 

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2024年10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

注目のお勧め記事!

  1. 2017-1-21

    エビでタイを釣る/返礼品でお金持ちを釣る/ふるさと納税

    「ふるさと納税」は前々からありましたが、テレビでこれほど宣伝されるのはつい最近になってからのような気…
  2. 2022-1-29

    宿命から脱却して運命を引き寄せる/機会を創造する

    「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」とは、株式会社リクルートの創業者/江副 浩正氏の言葉…
  3. 2017-9-9

    【投資】ローリスク・ハイリターン商品が無いわけ

    投資でも投機でも、リターンを求める行為に「リスク」は付き物です。 人はリスクを嫌いますから、一…
  4. 2017-6-7

    率を改善するのか?数を改善するのか?

    学校で、クラス対抗で「女子生徒の宿題提出率」コンテストをしたとします。 ところが、あるクラスの…
  5. 2020-12-16

    自分の手持ち現金・資産は確実に増えているのだろうか?

    人は成人してお金を自分の力で得るようになります。 ビジネスを行なってゼロか…
  6. 2019-6-12

    「長期・積立・分散」が資産形成の王道

    今35歳の年齢の人は、倍返しの35年後は70歳です。 ちょうど今、「年金支給年齢が70歳か…
  7. 2017-2-26

    お金がない!と思ったら…(お金を自由に稼げる方法・仕組みを持っていますか?)

    「お金」を持っていないと悩んでいる人の本質的問題は、「お金がない」ことにあるのではなくて、「お金を得…
  8. 2018-5-6

    定年後(老後)の準備は貯金だけでは心許ない・・・

    サラリーマンの定年年齢が徐々に引き上げられています。 今の若い人には信じられないかもしれません…
  9. 2023-11-27

    子どもには遺産相続より生前贈与のほうが良いかも?!

    世界的ベストセラー『DIE WITH ZERO(ゼロで死ね)/ビル・パーキンス』という本には、「もし…
  10. 2019-12-1

    投資・資産運用では退場しないことが大事/敗者のゲームと知る

    たとえばテニスの試合で、プロ選手とプロ選手が試合をするときと、素人が素人と試合をするときとでは、勝負…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る