
「子どもが上達を見せる条件」の重要点は子ども自身が「興味を持つこと」で、次いで「目標を持つこと」だそうです。
まずはやっていることに興味を持たせる。
それから、そのやっていることに目標設定をして、達成に向けてがんばることで徐々に上達していく・・・というわけです。
王道かもしれません。
あえてもう一つ挙げるなら「できるまで続ける/繰り返し行なう」ということでしょうね。
これも当たり前ですが大切です。
反復して繰り返し訓練しないと、身につきません。
成功哲学の世界では、よく「成功するには成功するまで続けることが大事」という逆説的な訓話がありますが、要は続けることの大切さを説いているのだと思います。
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会社でも、サラリーマンは上記のようなパターンで成功路線を歩む姿勢が大事ですが、加えてリーダーの立場にいる人は部下指導で「部下に声かけ」をすることも重要です。
人は誰しも、自分が歩む道がそれでいいのか?合っているのか?不安になるときがあるものです。
そうした「迷いの道」から脱する救いの手を差し伸べてあげることも上司(リーダー)の大切な務めの一つです。
部下の意欲を継続するためのエネルギーとも言えそうです。
リーダーだけに限らず、周囲の同僚などからの励ましや声かけで、部下は「やれる自分」「できる自分」に気づきます。
個々人の努力を認め励ますことは大きな成長へつながります。
「興味を持つ/目標を持つ/継続する/あきらめない」というのは個人の意欲や能力に左右される部分ですが、「声かけ/励まし」はリーダーが「やるか/やらないかの問題」です。
また、リーダーとして部下にやらせることができるかどうかの問題でもあります(なぜなら部下がやることは仕事であり、そうさせることはリーダーの義務だから)。
リーダーは、部下に「ちゃんと関心を寄せているよ~」というメッセージを送る意味でも、声をかけてあげる姿勢を放棄してはいけないと思います。