
P.F.ドラッカーが挙げたリーダーの基本的な資質の一つにこんなことがあります。
「仕事の下に自らを置くことができること」
・・・・・・・・・・・
かつて中国・秦の国王でありながら中国を統一した始皇帝は「朕も法の下にある」と言い放ち、それまでの常識であった「法の上に国王が存在する」という概念をひっくり返しました。
法の下にすべての国民がある・・・という考え方が「法治国家」の在り方であり、日本もこうした考え方をしています。
これに反抗する考え方が「法よりも自分のほうが偉い/自分には法以上の権力がある」という権力万能思考です。
為政者はこうなってはいけないですし、各企業のトップや各リーダーも同様です。
自分には権力があって自分だけは法を無視していい、自分に法は適用されない、法よりも自分の意見が優先する・・・などといったことがあってはいけないと思います。
リーダーになったり、組織の長になって権力を持つと、下位にいる者がペコペコして自分に従順になりがちですが、それをもってカン違いをしてはいけないですね。
























