私が会社に勤務していたときによく言っていた言葉に「どうせ仕事をするのなら、楽しくやろう!」というのがあります。
楽しく仕事をする・・・これってとても重要なことだと思います。
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イチロー選手のお父さんは、イチローと野球の練習をするときに、いつもボールをイチローの打ちやすいところに投げていたそうです。
すると、イチローは毎回バットでボールを打つことができるので、どんどん野球が面白くなります。
毎回バットにボールが当たるので、自分はヒットを打てて当たり前・・・という潜在意識がイチローの中に植えつけられたのかもしれません。
その小さな成功体験の積み重ねが、イチローの野球に対する自信を強めて深めていったのだと思います。
そんなふうに育てられたイチローは、お父さんの思惑通り野球が好きでたまらない選手に育ったわけで、不調な時期があっても諦めることをしなかった・・・というわけです。
この手法には学ぶ点があると思います。
一般的に親子で野球の練習をするとき、お父さんは難しいボールを投げて子どもに野球の厳しさを教える・・・鍛え上げるためにわざと試練を与える・・・物事はそんなに簡単なものではない・・・といったことから入る人が多いかもしれません。
それもまた一つの正解ですが、人は「はじめの一歩」次第でその後にそれを楽しめるかどうかが決まると思います。
社会人で言えば、はじめの一歩でどんな上司と巡り会うか?
はじめの一歩でどんな先輩と交流するか?
はじめの一歩でどんな仕事・職種に就くか?
・・・などで、その後の人生が変わってくると思います。
はじめの一歩は苦しい思いをする経験よりも、楽しい思いをさせてあげる経験を意識して与えるほうがベターかもしれないですね。