東京都知事選挙がいよいよ明日となり、東京の中心街はあちらこちらでガイガイ騒がしいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・
多くの人は暗いトンネルの中に入り込むと先が見えないだけに自分自身をも見失いそうになります。
そうしたときでも自分を見失わずに、この先必ずトンネルの出口があると信じ切れる人、この先には必ず明るい景色が広がっていくことを創造できる人、そしてそうしたことを絶えず言い続け、示し続け、行動し続けられる人こそがリーダーとしてふさわしい人だと思います。
周りの人がみんな「これは大問題だ!」と嘆いていても、「これはきっと何かのチャンスになる!」と思う人です。
みんなが不安になっている中で、落ち着いてみんなを安心させてくれる人・・・みんなが右往左往して行動できずにいる中で、勇気を持って最初に行動を起こす人・・・誰しも将来像を描けずにいる中で一人明確なビジョンを描いてみんなにそれを発表できる人・・・リーダーはそうした人物像になることを意識することが大事だと思います。
会社組織におけるリーダーも政治の世界におけるリーダーも同じです。
大切なことは「人は別に権力を持っている人のことをリーダーとして認めるわけではない」ということです。
また、リーダーとは自由な時間を有している人のことでもありません。
ましてやリーダーだからと言って何をしてもいい・・・法律に違反さえしなければどんなことをしても許される・・・というわけでもありません。
組織のトップであるリーダーとは、自らが集団の先頭に立つ覚悟を持って真っ先にビジョンに向かって進んでいくという在り方が大切なのであって、実際にそうした生き様を見せてくれている人のことをいうのだと思います。
いつの時代も、組織の長であるリーダーに求められるのは自然体でいる普段のときから最高の模範でいる人・資質だと思います。
そんな人に東京都のトップリーダーの職位についてもらいたいものですね。