人は生まれた瞬間に死に向かっていく運命にあります。
人生はその「生から死まで」の生き様です。
物事によっては目的地まで一直線に行くことが大事なこともありますが、こと人生においては生から死までを一直線で突き進む必要はありません。
途中いろんな蛇行をしながら、寄り道をしながら、たくさんの経験をして、その過程を十分に楽しみながら目的地(死)へ進むほうが面白みがあります。
ショートカット思考で「お金」だけほしがったり、すべての過程を無視して結果だけを手にしようとするのは、あまりにも短絡的で虚しい生き方かもしれません。
ただし、生きる過程の寄り道では「お金が必要」であり、そのためには「稼ぐ」という行為が必要です。
そのため、人は大人になって社会人になると「社会の場で働いてお金を稼ぐ」というプロセスを経ることになります。
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私は、今年60歳還暦を迎えます。
同級生の中には既に定年/役職定年/再雇用を迎えている人も多くいます。
部長とか支店長などと役職で呼ばれていたのが、60歳を迎えたその日から「〇〇さん」に変わり、給与も半分くらいになって、それでも65歳までは何とか会社に残って給料をもらえるだけ再雇用でもマシだ・・・という気持ちの人もいるかもしれません。
それほど大きな企業でない場合だと役職定年の制度はないでしょうから、定年退職して再雇用とか、あるいは前職とは切り離してゼロから再就職活動をするという人もいるかもしれません。
人生100年時代では60歳というのはその半分ちょっとであり、5分の3を生きて残り5分の2があることになります。
今現在40代・50代という人は人生100年時代の半分が残されているのですから、やはり、大いに挑戦して人生を謳歌して楽しんでもらいたいと思います。
40代や50代で人生を後悔するにはまだ早すぎます。
過ぎた過去を振り返って嘆くのではなく、これから残りの50年をどう楽しく生きていくか・・・を考えるほうがはるかにベターです。
過去を振り返って後悔しても幸せにはなれません。
自分の残りの人生〇〇年をどう楽しく生きていくか?
正月休みにはそんなことを前向きに考えてみるのも良いと思います。