
遠い国の見知らぬ人が宝くじで100億円当選したニュースを聞いても「へえ~そうなんだ、いいなあ」くらいにしか思いませんが、知人が宝くじで100万円当選したと聞くと「何てことだ!なんであの人がそんなに運が良いんだよォ」と嫉みの気持ちを抱いてしまうのが人間という生き物です。
見知らぬ人の幸福には無関心ですが、知っている人の幸福には嫉妬してしまうわけです。
昔から、その人の本当の人間性はその人がピンチになったときに現れる/自分がピンチになったときにどんな対応をしてくれるかでわかる・・・と言われます。
また、お金がある人には邪心を持った人が寄ってくる・・・とも言われます。
それらはそれぞれ一理あり、そのとおりだと思います。
一方で、「あなたがお金を失っても、逆に大きく稼ぐようになっても、以前と同じように接してくれる昔からの友人が本当の友人」ということもよく言われます。
言い方を変えれば、「お金には誰が本当の友人か?を教えてくれる魔法のヒントが隠れている・・・ということです。
それまではほぼ同等の関係性だったのに、ある時を境にお金をたくさん持っていることがわかったときから、周りの人たちの態度は変化します。
1.変わらない態度
2.遠ざける(遠ざかる)
3.擦り寄ってくる(急接近してくる)
だからまわりの人の本性を知りたい場合はお金を稼ぐといいかもしれません。
ちょっと荒っぽいやり方ですが、本当はお金が無いのにお金がたくさんあるふりをしてみるのも一手です。
そうしたときに周りの人がどんな態度をとるかでその人の本性が透けて見えてきます。
前記の表現を別の言い方で表すと
1.「おめでとう!」と言ってくれる
2.無視する
3.利用しようとする
2番目は「聞かなかったこと」にする姿勢ですが、恐らく嫉妬の心が強く芽生えているからだと思います。
いずれにしても、お金の有無で周りの人の本性が知れるというのはあながち間違ってはいないと思います。