アメリカンドリームとか、立身出世物語とか、成功者の道といった類の話(ストーリー)には共通点があって、
1.もともとは貧乏・不遇の身だった
2.何かをきっかけに急スピードで良い方向に進み始める
3.他者が成し遂げたことのない偉業を達成する
という3つの点が挙げられます。
若い頃に貧乏ですごく苦労したとか、悔しい思いをしたとか、そういう切ない場面が多くあり、でも、そうしたときであっても決して「上昇志向を忘れず」、「諦めなく」、「前向きに行動し続ける」ことが物語の根底にあり、それがいつしか功を奏してどんどん人生が上向きに好転していくことで劇的に生き様が変化していきます。
「今に見ていろ、絶対に金持ちになってやる」・・・といった不屈の精神を持ち、それを繰り返し自分に言い聞かせていると、潜在意識はそれを否定せずにそっと受け取ってくれ、自分の気づかないところでキチンとその方向に導いてくれる・・・と言われます。
だから時間はかかるけどいつしか実現していくわけです。
辛くて切ない現実から逃れたかったり、妄想をすることでしか現実逃避ができないとしても、「将来はこうなりたいなぁ/ああなったら良いなぁ」という願望と希望の想いは捨てずに持ち続けると良いと思います。
そうしたらそれが数十年経ったころには本当に実現している可能性大です。
これが実証されるには数十年という年月が必要なのでなかなかすぐに検証できないところが難点ですが、私の経験でもいろんな人の伝記本でも、伝え聞いた話でも、この傾向は強く存在すると思っています。
辛いときにはそれと真逆の素晴らしい世界をひたすらイメージして、自分も将来こうなるのだ!と言い続ける姿勢が大切だと思います。