「人の価値とは、その人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる」
by アルベルト・アインシュタイン
「魅(み)は与(よ)によって生(しょう)じ、求(ぐ)によって滅(めっ)す」
by 無能唱元
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古来より「与えることの大切さ」は多くの人が説いてきたことであり、また社会を生きる人として尊重すべきことの一つとして認識されています。
プライベートでもビジネスでも「まずは他者に与えることを意識する」ことは運を好転させるために重要ですし、実際、それを実践していると不思議と自分に幸運がまわってきます。
つまり、「与える」ことで巡り巡って自分にもっと良いことが還ってくる・・・というわけです。
似た言葉に「情けは人のためならず」というのがあります。
→ 情けをかけるとその人のためにならない・・・というのは誤った解釈であり、この言葉の真意は「情けをかけるのはその人のためにするのではなく、自分のためにするものだ(なぜなら、かけた情けはめぐり巡って自分に返ってくるから)」という意味。
誰だって自分に幸運が舞い降りてくることは嬉しいものですし、そんな機会を少しは希(こいねが)っていると思います。
でも、じっとしていてそうした機会が訪れることはなく、そうしたチャンスを得るためには「まずは自分から動く/まずは自分のほうから何かを差し出す」という行為が近道です。
「他者に何かを与える」・・・ということを毎日意識して行動していくと近い将来、自分にも良いことが起きると思います。
私も過去そういう経験をたくさんしてきましたし、今だってそうです。
強欲になって「自分だけ得すれば良い」とか「自分さえ儲かれば良い」といった考えは捨て、「損得抜きで、まずは誰かに何かを差し出そう/与えよう」という意識をもって日々を過ごしていくと良いと思います。