最近ようやく暑さもやわらいできたような・・・。
それにしても今年の夏は暑かったです。
出来事は一つ、捉え方はさまざまです。
日本には四季があって、古来それを「美しい」と捉える人がほとんどでした(一種の洗脳に近い?)。
観光事業でもそれをウリにして諸外国からの旅行客を集めようとしてきました(今でもそうですが)。
ところが見方を変えると、まあ適度な四季であれば特段問題はないのですが、暑い寒いは行き過ぎるとちょっとうまくありません。
また、ここ数年の大雨による自然災害はもはや「数十年に一度」ではなく「ほぼ毎年/数年おき」に起きている感があります。
いつしか春には「花粉症」が当たり前となり、この時期のサラリーマンの仕事パフォーマンスは落ちこみます。
夏は猛暑日が連続するようになり、そうした酷暑は人の活動に悪影響を及ぼしますし、命の危険すらあります。
冬も毎日氷点下~数度程度の気温ではどうしても仕事パフォーマンスは落ちます。
ゲーム用語で言えば「デバフがかかる(能力や状態が弱体化したり不利になったりすること)」という状態です。
結局、
1月~2月 寒すぎてデバフがかかる
3月~4月 花粉症でデバフがかかる
6月~9月 暑すぎてデバフがかかる
・・・となり、デバフがかかっていないのは年間を通して5月・10月・11月・12月の約4か月程度と言えるかもしれません。
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昔のお金持ちは、夏の暑い時期だけ涼しいところに移動してそこで暮らす/働く(避暑する)という発想をもっていました。
「避暑地に行く」という言葉が一つの憧れにも近いモノだったわけです。
同じように考えれば、上記の「デバフがかかっている」期間をそうでない地域(日本であろうと外国であろうと)で暮らす・・・という発想が芽生えてきても不思議ではありません。
実際、お金持ちの人の中にはそうした行動を取っている人もいます(いっそのこと海外に移住してしまった人も)。
視点を変えて言えば、気候等ではなく紛争等などの事情や、政治的不安定/行動や思想の制限からの逃避という概念で住居を移す人も諸外国にはいます。
こうした発想を一切持たず、イヤ持てず、ひたすら「今自分が住んでいるところが当たり前でそこからの移動を考えたこともない」という人は思考回路が完全固定された人です。
柔軟な発想とは真逆の発想の人です。
経済的に不自由な状態にある人に多いと思われます。
そうした状態が悪いと言っているわけではありません。
「出来事は一つ、捉え方はさまざま」・・・ですから、こうした捉え方(考え方)もその一つに過ぎません。
ただし、自分で考え、自分の意思で自分の道を進むほうが自分の人生を豊かで悔いのないものにできると思いますし、私自身はいつもそうした道を行きたいと思っています。
だから雪国には住みたいと思わないし、身体が健康な今のうちにいろんなところ(日本・外国含め)を旅行して自分なりに見聞を広めていきたいなあ・・・と思う次第です。