目標達成では、よく「紙に目標を書く」ことが大事だと言われます。
確かにその通りだと思います。
ただし、目標は紙に書くだけでいい・・・というものではありません。
書いただけで目標が自然に達成できるものではない、ということです。
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目標達成に関することで本質的に重要なことは、「目標を達成すること」よりもその背景に隠されている「目的の実現」であり、仮に目的が明確化されていないとすれば、その目標達成をすることで「確実に自分の人生に何らかの違いを生み出すことになる!と自分自身が信じること」です。
「年収1000万円になる」という目標で言えば、「年収を1000万円稼ぐ方法」よりも「年収が1000万円になると自分の人生は今現在の人生とどう違うのか」・・・を理解することのほうが大切で、具体的にどれだけ明確にその違いを明らかにできているかが重要なポイントです。
目標そのものではなく、「目標を達成したときに生じてくる「違い/変化」です。
それがあるからこそ、目標設定が人を突き動かす原動力となりえます。
この違い/変化が「魅力」となって、魅力の度合いが大きければ大きいほどモチベーションは持続しやすくなります。
長期的に意識すべきことは目標達成の「やり方」ではなくて、目標達成にある「魅力」のほうにある・・・というのが重要なポイントになってくると思います。
人生に限らずビジネスや経営においてもこうしたことを念頭に置いて行うと、普段の行動パターンや思考回路が好転してくると思います。