日本はサラリーマンを量産するように作られているとよく言われます。
高校・大学・各種専門学校を卒業すると何となく会社に就職してサラリーマンとして働くことが当たり前・・・といった風習・文化が根付いています。
つまり、サラリーマン(=雇われの身)としての道を歩むことを本人も気づかないうちに何となく選ばされているわけです。
資本主義社会は労働者を働かせる資本家が儲ける構造と言ってもいいくらいで、そうだからこそ資本家のなかに大富豪・お金持ちが多いと言えます。
労働者=サラリーマンであり、資本家=経営者です。
サラリーマンと経営者は住む世界/意識の世界/当たり前と思う世界)が明らかに違います。
世の中には、経営者の報酬だと買えるけどサラリーマンの給料だけでは買えないものがたくさん存在しています。
経営者や投資家と一般労働者には「能力の差」があるから収入や生活仕様に差が出て当然・・・と思われがちですが、それは結果論であって実はそうでもないと思います。
世間には(日本には)優秀な労働者がたくさんいますし、反対にそれほど優秀ではない経営者や投資家もたくさんいます。
両者の差を分けるのは、「能力の差」というよりも「選択の差」といったほうが当たりだと思います。
経営者や投資家を選択すると、大金を得られる道が拓けたり近道として見えてくるようになり、その道を適切に歩み続けるとやがて上質な世界に暮らせる確率が高くなるのだと思います。
そんなことは学校では教えてくれないし、会社に就職しても先輩社員や上司が教えてくれることもありません。
なぜなら、学校の先生も知らないし、先輩社員も上司も知らないからです。
「知らない=知識がない≒見識がない」からです。
私は運良くいろいろなことを経験・学習していく過程でそうしたことに気づき、知り、実践する機会に恵まれました。
今、労働者の立場で労働者としての生き方しか経験がない/知らないという人は、そんな片方だけの世界に生きるのではなく、何らかの形で資本家の道に一歩踏み出し、経営者や投資家としての生き方を検討してみると良いと思います。
その方が人生は有意義になっていくと思います。