「私は小さな雪の玉をずいぶん若い頃に転がし始めた。10年遅ければ今の私はなかった」
・・・とは、有名な投資家ウォーレン・バフェットの言葉です。
バフェットはまたこうも言っています。
「雪の玉はすぐに大きくなる。しかし、時間をかけ、努力を続けることが必要だし、それにふさわしい人物にならなければならない」
意訳すると、「投資は少しでも早くスタートするのが良い。投資の成果を得るには時間がかかるし、努力も必要だと承知しておかなければいけない。さらには自分自身の人間力を高めることも大切だと知っておかなければいけない」・・・ということだと思います。
そのとおりだと思います。
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投資にあたって多くの人が躓くのは「時間がかかる」というところです。
多くの人は「すぐに成果を欲しがる」ものですが、その意識を持っている限り投資はうまく運びません。
目先のことですぐに一喜一憂し、当初の目的・狙いを忘れて「今すぐの利益」を求めようとします。
このワナに嵌らないでいられるかどうかが投資でうまくいく(勝つ)かどうかが決まります。
少なくとも2年以上の時間をかけて判断することが大切だと思います。
中期的には10年くらいのスパンで広く物事を見る姿勢が欲しいところです。
かつ、バフェットが言うように自分自身の研鑽も忘れてはいけないですね。
不断の努力と謙虚で素直な姿勢を貫いていけば、不思議と時間が経つほどに物事は好転していくと思います。