
私の現役時代は週2日の休みもほとんどとれなく、ましてや有給休暇なんて毎年そのまま放棄せざるを得ないような働き方が当たり前の時代でした。
したがって、何日も連続してどこかに出かける(旅行する)なんてことはできなかったし、そんな計画を立てることもありませんでした。
そんな過去の反動からなのか、リタイアして時間に余裕ができた今では自由に旅行に出かけ、見知らぬ土地・食事等を楽しんでいます。
そんな「今」を幸せだと思いますし、身体に不自由なく動けるうちにいろんな所へ旅行してみたいと思いますし、逆に今のうちにそうしておかないといつか身体に支障が起きたときに後悔するとさえ思っています。
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45歳の時に妻を病気で亡くし、当時下の子がまだ中学1年生だったため、今後「もし自分がケガや病気で働けなくなったらどうなるのか?」ということをいろいろ考えました。
特に「金銭面(収入面)」のことで大いに不安に襲われました。
「このままでは自分が働けなくなった瞬間に確実に収入が途絶えて、子どもたちの生活が成り立たなくなってしまう・・・」と考えるのに時間はかかりませんでした。
この気づきは、とても重要な「気づき」でした。
だからこそ、「では、そうならないためにはどうですば良いか?」という発想に転換し、そのための解決策を考える良い機会になりました。
ただでさえ、人は誰しも年齢を重ねれば体力や健康に限界・不安を感じる瞬間が訪れます。
それが早いか遅いかの差だけです。
そうなったとき、自分はともかく「残された就学中の子どもの人生・将来」を心配するのは親として当たり前だと思っています。
だからこそ、そうした問題解決を図るためにいろいろ勉強し、その結果たどり着いたのが「不動産投資によって安定した収入を毎月得る」ということでした。
自らの考え方を変え、行動を変え、人生そのものを変革する力を与えてくれたと思っています。
ケガや病気で働けなくなったらどうなるのか?という命題を自分に投げかけ、経済的な問題、行動的な問題、精神的な問題などを多面的に検討することは大切だと思います。