
子どものころは「学校の通信簿」が自分の成績表であり、他人と比較する一つの指標でした。
大人になってからの通信簿は年間の収支が記帳されている銀行の通帳だったり、確定申告表だったり、源泉徴収票だったり、納税証明書だったりします。
言えるのは、泣いても笑ってもそうしたお金に関する指標が重要な通信簿としての機能を果たしている・・・ということです。
ここに気づかないでいると、人生の基準が他人になって、自分の人生の主人公が自分でなくなる恐れがあります。
日々の生活で精一杯になって、自分の人生を過ごしていない・・・といったことにならないよう気をつけることは大切です。
ただ生きてるだけ・・・ただ今日も一日が過ぎているだけ・・・では味気ないし、面白くありません。
現実を生きることが大事ですし、現実を生きるには「お金」が必要ですし、お金に関する指標に自分の相場・基準などが表されていることを認める素直さも必要です。
夢を見ているだけでは残高は増えません。
収入や貯蓄や資産が積み上がり、時間と共に良い人に囲まれて楽しい仕事と生活を過ごせるように・・・と願うのもアリです。
自分がそういう人生を生きたい/生きる!とまずは決めるだけのことですが、「千里の道も一歩から」です。
大人としての通信簿を意識して、自分の家族(特に子どもたちに対して)に堂々とした姿を見せられるように生きる姿勢は大切だと思います。