
車やマイホームは「高価なモノの代表例」とされます。
高価なるがゆえに「借金」をして買う人も多くいます。
車であれマイホームであれ、自分が所有して自分が使用(利用)するのですから自分の好きなようにすれば良いだけなのですが、「費用対効果」の面で見ると、借金をしてまで買う必要があるのか?という命題についても考慮しておくことが大切だと思います。
借金して購入した車やマイホームは所詮は自己満足の域止まりです。
もちろんそれはそれで構わないのですが、経済的自由の観点で言えば、「収益を生まないモノを借金で買うのは悪い借金」です。
良い借金というのは「借金を返済していけるだけの収益を生み出すモノを買うための借金」です。
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「自己投資」という言葉があるように、投資には「人に対する投資(お金を投じること)」の概念もあります。
一般的に若い人のほとんどは異性を選ぶときに外見(見た目)を重視しがちです。
外見(体型・身長・整い方)がキレイであればそれ以外のところ(たとえば性格など)が多少悪かろうが、何かとお金がかかろうが、仕方ないといった感じで自分を無理無理に納得させます。
そこにあるのは「今だけ」であり、決して「将来のこと」は深く考えていません。
上記で書いたことを例にするなら「収益を生むか生まないか」ではなく、「(自分の元にいることで)自己満足するかしないか」を優先しているわけです。
まあ、若いときはそれもアリ・・・です。
しかし、その相手と長く付き合っていくのであれば外見ばかり気にしてお金がかかる相手より、外見よりは中身が大事だとばかりにむしろ目に見えないお金を生み出してくれるような相手を選ぶほうがベターかもしれません。
「ベターかもしれない」と書いたのは、これは個人の好み次第だからです。
消費タイプと生産タイプのどちらを選ぶか?といったとき、自分の好み次第でどちらも正解となります。
恋愛と結婚は違う・・・と言われるのもこうしたところにヒントがあるのかもしれません。
いずれにせよ、短期・外面重視でいくか、それとも長期・本質重視でいくかで、人生全体の収支が何億円も変わると思います。