「失われた30年」は「守られた30年」でもあった・・・

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

先日、車の中でラジオを何気なく聞いていたらこんな話が流れてきました。

あるリスナーさんの投稿で、その人はかつて受験番号が44番だった。

友人は「まるで死ね死ね(4ね4ね)」と言っているようで縁起の悪い受験番号だな・・・とポツリ。

ところが本人は「いや、4と4でしあわせ(幸せ)だから縁起の良い番号だよ」と。

結果、見事に受験に成功して合格したとか。

改めて「出来事・物事は一つ。とらえ方はさまざま・・・」だと思いました。

・・・・・・・・・・・・・・

日本ではバブル崩壊後からその後経済が活性化するまでの期間を称して「失われた30年」・・・といった言い方をします。

この間、コロナ禍もあり、世界中で景気が悪い時期もありました。

企業では、利潤が少なくなる/経営が悪化することを避けるために「人件費削減→工場を海外移転/海外の人件費の安いところに業務委託」などといった手を打つことがあります。

ここで面白いのは、仮に10人の雇用があれば、10人を雇用したまま10人の給与・賞与の総額を減らす、といった手を打つのが従来からの日本企業の対処法だということです(法律上も簡単にはクビにできない)。

ところが、アメリカなどでは10人のうち生産性の低い一人がクビになり、雇用を維持するのは残り9人だけだったりします。

会社は利益を増し、9人はそのまま仕事を続け、クビになった一人だけが悲惨な生活を迎えることになります。

そして、ここで社会の分断が生じ始めるわけです。

日本は仮に10人全員で賃金低下となっても甘んじて皆でそれを受け入れ、それが結果として「社会の分断を生まなくて済む」ことにつながるわけです(みんなの賃金が減って社会は長くデフレになったけど)。

ここが「失われた社会/30年」と捉えるか、それとも「守られた社会/30年」と捉えるかの分かれ目です。

出来事は一つで解釈の違いがあるだけです。

日本式が良いのか欧米式が良いのかは人それぞれの判断によります。

日本式のやり方で透けて見えてくるのは昔ながらの「三方良し」なのかもしれません。

経営は「買い手良し」だけでなく、社員も含めた企業全体の「売り手良し」も必要ですし、加えて「世間良し」も大切です。

日本は「三方良し」の精神を守ったことで、長期目線では欧米よりもはるかに安定した社会を残すことに成功した・・・とも言えそうです。

その「三方良し」という経営観の根底には「仕合わせ」という社会観があります。

「仕合わせ」とはみんなが互いを支え合うことにつながり、それが「幸せ」をもたらすことにもつながります。

一部の人の繁栄と引き換えに社会の分断を招いてとしても良しとするか、それとも足るを知り皆が幸せな生活を築くことを良しとするか・・・日本の深い叡知がこもっているような気がします。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2026年10月
月 火 水 木 金 土 日
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

注目のお勧め記事!

  1. 2017-11-11

    なぜ基本が大切と言われるのか?

    基本とは「その物事において誰でも当然にできなければいけない基礎」のことです。 基本ができていな…
  2. 2017-5-27

    人前で話すときに緊張しない方法とは?

    私が社内研修等で人前で話をしていたとき、いつも話したいことをたくさん用意していました。 たとえ…
  3. 2017-12-4

    未来を自分の手で創っていこう!

    未来は「変える」というよりも「創る」という表現のほうが正しいのかもしれません。 なぜなら、未来…
  4. 2021-5-14

    FIREに学ぶ「支出から割り出す」財資産の金額

    昨年、アメリカでは「FIRE」と呼ばれるライフスタイルが注目され、それに関する本がよく売れたそうです…
  5. 2018-2-4

    ピンチ(問題勃発!)のときはこう考えよう・・・

    問題が起きた時には「今、自分は試されてる」・・・と思うようにすると、人は冷静になれます。 何か…
  6. 2017-1-31

    文句を言いたげな社員を味方にする方法(ソクラテス式のマネジメント術)

    サラリーマンというのは自分勝手な生き物で、入社するときはさんざん美辞麗句を並べて、何とか採用してもら…
  7. 2017-1-15

    私が大切にしている「人生変化プロセス論」

    私は幼い頃、前ばかりを見ていたので過去を振り返る事はほとんどありませんでした。 少し成長すると…
  8. 2017-2-22

    お金で時間を買う/時は金なり

    A地点からB地点に行くとします。 A地点からB地点に一直線に行くことが効率的で、寄り道して回り…
  9. 2018-10-18

    定年退職までに準備しておくべき重要なこと

    平均的な年金を受け取っても、夫婦2人が生活をしていくには「毎月15~20万円ほど不足」・・・というの…
  10. 2017-7-31

    【警告!】洗脳にご注意を…【自己防衛術】

    世の中には悪だくみをする人がいるもので、特に詐欺に関しては「私は詐欺師です」なんて自分から言うはずが…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る