どんな商品であっても、人はその商品を買うことで(使うことで)「望む未来を得ようとしている」と言えます。
望む未来を得る・・・が意味するのは、多くの場合「問題解決/悩みの解消/欲求を満たす」です。
だから、商売をする人はそうしたことに自分が一役買っていることを意識すると、商品開発や販売促進に役立つと思います。
そう考えることが習慣化していくと、どんな商品であっても常に「お客さまの満足度を高める」という思考回路が働くようになります。
そうした思考回路を持つ人(経営者や店員)のいるお店とそうではないお店とでは繁盛度合いが違ってきます。
もちろん、その思考回路を持つ人が多くいるお店のほうが繁盛します。
そうした人の中から成功者と呼ばれる人が輩出されてきます。
・・・・・・・・・・・・
成功本を読んでいるのになぜみんな貧乏のままなのか?
それには理由(わけ)があります。
大別して次の3つです。
1.読むだけで行動しない
2.誤読している
3.そもそも本の選び方が間違っている
成功者は人から感謝されることをしています。
感謝された総量がまわりまわって「お金」という形で成功者に返ってきている・・・とよく言われますが、実際そのとおりだと思います。
そして、その背景にあるのが冒頭で触れた「望む未来を得ようとしていること」の手助けです。
万が一失敗しても、成功者は這い上がることができます。
失敗してもどん底にまで落ちるのではなく、崖の途中で何かに引っかかって落下が止まり、そこから這い上がってくることができるのが成功者と呼ばれるような人たちです。
一方、成功者になれない人あるいは貧乏な人というのは、仮に宝くじ/相続などで大金を手にしても最後にはまた貧乏になったりしてなかなか成功者の扉を開けることができません。
成功者と成功者になれない人には「考え方の差」があり、その考え方の差こそが成功者となり得るポイントと言えそうです。
「考え方の差」にもいろいろありますから、その考え方をさまざまな媒体から学び、自分なりに消化し吸収することが大事です。
少なくともビジネスにおいては「望む未来を得ようとしているお客さまの手助けをする」思考回路は大切だと思います。