
かつて、大企業を中心に「転勤」という辞令がサラリーマンには多く言い渡されていました。
そして、多くの妻帯者は妻と子を残し、自分一人で転勤(単身赴任)していました。
当時の感覚としては、それが当たり前だ/転勤を受け入れることで出世する・・・といったものがあったと思います。
でも、今は時代が変わり、そうした感覚はかなり減ってきたと思います。
つまり、転勤拒否する人が増えた/転勤そのものが減った・・・ということです(もちろんなくなったわけではない)。
今までと通勤時間がそれほど変わらない勤務地への転勤辞令なら受けることもアリですが、とんでもない場所/僻地への転勤辞令が出され、自分の本音レベルでは受け入れ難いものだとしたとき、「それでは辞めさせていただきます!」と堂々と上司に言える人は立派だと思います。
それは、辞令を拒否する/転勤命令に従わない・・・という選択をできるかどうかにかかっています。
会社が社員の人権を舐めているような話であれば、そういう会社は長く勤めることにメリットはあまりありません。
社員の人生を会社が自由に振り回せる、と考えている会社かもしれません。
味を占めて、もっと理不尽なことを要求、押し付けてくるかもしれません。
無抵抗な社員は一番損をします。
でも、辞めたら生活できない!(給料が途絶えたら生きていけない)という声も聞こえそうです。
自分が望まないような理不尽な転勤を命じられたとき、つまりはそうしたことを平気で社員に押し付けてくる会社だとしたとき、そんな会社をサッサと辞めらるだけの経済的背景・根拠を自分なりに用意しておくことが必要だということが言えます。
そして、それに気づけば、早い段階で用意しておけば良いだけです。
実力をつけて、いつでも他の会社に転職できるスキルと実績がありますよ・・・と言えたり、別にこの会社を辞めても生活は困りませんから・・・と言えるだけの用意をしておく発想を持つことは大事です。
理不尽な扱いを受けないためにも、スキルと実績を積み重ねる必要があります。
経済的に自由な状態を早期に構築しておく必要があります。
もちろん、それが簡単ではないことは承知しています。
普段からそうした意識をもって仕事に取組んで家計をやり繰りしているのと、まったくそんな意識を持たずただ流されているだけの仕事人生を生きるのとでは大きく差がつくことは明らかです。
転勤辞令を断ることができる自分になるための努力を惜しんではいけないと思います。
























