子を持つ親御さんたちは、子どもが欲しがるものをどこまで与えていいのか?を迷います。
幼いときは無条件に買い与えていた親やおじいちゃん、おばあちゃんも、小学生くらいから徐々に何でも買い与えることを控えるようになります。
高校生くらいになれば「アルバイトをして自分のお小遣いで買いなさい」・・・と言えるのですが、中学生くらいだとそうも言えません。
また、甘やかされえ育った子どもは、親・祖父母にお願いをすれば永遠に何でも買ってもらえる・・・と思っていることもあります。
子どもの頃から「自分でお金(お小遣い)を稼ぐ経験をさせてあげること」は、決して子どもにとって酷なことではなく、後々の精神的自立を助けるうえでも立派な教育になると思います。
お小遣い稼ぎの経験は、その数は多ければ多いほど役に立つと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・
子どももやがて成長して社会人になれば必然的に自分で仕事をして生きるためのお金を稼がざるを得なくなります。
まあ、たいていの場合は大学生の段階で、ある程度まとまったお金を稼ぐ経験をする人が多い(←アルバイトの経験で)と思います。
本格的な社会人になるより前に、アルバイトで「社会に出てお金を稼ぐ経験を積むこと」はとても大切なことだと思います。
その頃に、社会経験をして疑似的にでも自立の体験を味あわせてあげることは重要です。
これから生きるうえで役に立つ、貴重な経験となります。
10代~頃の体験は、大人になってからも大いに活きてきます。
お金(お小遣い)を稼ぐという経験は、もしも経営者になったりリーダーとして組織を率いることになった場合には、かなりの役に立つと思いますし、そうした長期目線での発想で子どもの教育を考えることも大切だと思います。