45歳定年制/新浪剛史(サントリーホールディングス社長)

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

今から1か月ほど前に実施された経済同友会のセミナーで、サントリーHDの新浪剛史社長が、「『4545歳定年制』にして個人は会社に頼らない仕組みが必要だ」・・・といったことを発言し、その後SNSで炎上する騒ぎになりました。

 

翌日、新浪氏は「定年という言葉を使ったのはちょっとまずかったかもしれない・・・首切りをするということではまったくない」と、自身の発言を修正しました。

大手企業のそれなりに知名度のある方がそれなりの公の場で「45歳定年制が必要だ」と述べたことに賛否両論が集まったわけですが、どちらかと言えば「否」の意見がほとんどで、結局は「負荷がかかる側=その立場・境遇に置かれている人=従業員など」の猛反対に遭ったわけです。

 

ネット上で炎上したため新浪氏はその後発言を修正しましたが、実際のところ、その本音としてはやはり「45歳以上の(無用な)社員は必要ない」・・・といったところにあるような気がします。

 

経営者サイド(=雇う側)と従業員サイド(=雇われる側)とでは、同じ物事・出来事に対してもそのとらえ方が異なってしまうのは仕方のないことです。

 

雇う側は「社内環境を作る側」であり、雇われる側は「作られた社内環境に適応する側」です。

 

ダ―ウィンが言ったように「変化や環境に自分自身が適応していく」ことが、種の生き残りには必要です。

 

今はまだ一般的ではない「45歳定年制度」ですが、会社によっては実態としてすでにそれに近い状態になってきているところもあると思います。

 

つまり、制度としては「65歳定年」になっているけど、50歳の手前くらいからもう会社内での「必要社員/不要社員」の別が明確になっていて、ひとたび不要社員のレッテルを貼られた人は出世競争から大きく外れリストラ要員として人事部でチェックされてしまっている・・・ということです。

 

今は良くても、有事の際には真っ先に馘を切られる候補に挙がっている・・・ということです。

 

サラリーマンとして働く人は、今の自分の年齢と自分の存在価値を客観的に捉えて、自分の人生と家族の人生を守るために自分がどのように成長していかなければいけないのか?を適切に把握することが大事です。

 

ある日突然に思いがけないネガティブなことに遭遇しても、そのとき経済的に慌てることがないように今からその準備を行なって、自身のライフプランとマネープランを有効に活かしていく意識を持つと良いと思います。

 

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

注目のお勧め記事!

  1. 2021-7-29

    競争は「被(かぶ)る」ことで生じます

    一口で「陸上競技」・・・と言っても、その括りの中にはいろんな陸上競技があって、たとえばマラソン選手と…
  2. 2023-9-9

    「自動的にお金が入ってくる仕組み」を持つ

    ある経営コンサルタントの人がこう言っていました。 「この仕事をしていると実に多種多様なビジネス…
  3. 2017-11-18

    身だしなみとお洒落(オシャレ)の差

    最近は「身だしなみ」という言葉をほとんど聞かなくなりました。 普段お洒落には無頓着な私ですが、…
  4. 2017-1-15

    私が大切にしている「人生変化プロセス論」

    私は幼い頃、前ばかりを見ていたので過去を振り返る事はほとんどありませんでした。 少し成長すると…
  5. 2023-12-16

    「稼ぐ→貯める→増やす」を実践するコツとは?

    経営をしている社長であれば、最優先でクリアすべきは「利潤の確保」です。 就労をしているサラリー…
  6. 2017-6-16

    リーダーが社員に与えるべき正しい負荷とは?

    作用があれば反作用があるように、負荷をかけるとその負荷に反発してある種の「力」が起きます。 筋…
  7. 2019-12-1

    投資・資産運用では退場しないことが大事/敗者のゲームと知る

    たとえばテニスの試合で、プロ選手とプロ選手が試合をするときと、素人が素人と試合をするときとでは、勝負…
  8. 2017-10-26

    【上司必見】「できない…」と言う部下の真意とは?

    何か物事を「できる/できない」と言うとき、能力的にできることがわかっている場合は「できる」と言い切り…
  9. 2017-3-10

    熱心な営業マンと立派な営業マン

    世の中にはいろいろな経営者がいて、中には「名経営者」として世間に広く名前が知れている人や、亡くなった…
  10. 2017-12-16

    出来事は一つ、人生はそのとらえ方次第です

    たった1つの失敗で自信を喪失した人は、その出来事を「人生最悪の過去」と記憶しているかもしれません。 …

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る