学生が就職活動で見落としがちなこと

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賞与が給与「3ヵ月分」の会社と「1ヵ月分」の会社があるとき、どちらのほうを選びますか?と聞けば、単純に「3ヵ月」のほうを選ぶ学生は多いと思います。当然です。

でも、片や3ヵ月60万円で、別のほうは1ヵ月で80万円だとしたら、話は変わって後者を選ぶ人がほとんどのはずです。

つまり、ここで大事なのは「賞与○ヵ月分」ということではなく、もらえるであろう「具体的金額」だということです。

数字の意味をしっかり見分ける力がないと、ワナに嵌るというか、落とし穴に落ちるというか、予期せぬ間違いをしてしまいます。

この場合は「率」よりも「額」が大切です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

「100の売上が200になれば、達成率は200%というスゴイ数字になります。

もちろん、それはすばらしい実績です。

一方、もともと1000の売上だった会社が、売上1200になった場合、達成率でみれば120%で、前者より見劣り(前者の5分の1)しますが、増えた額は後者のほうは200ですから前者の2倍です。

この場合も「率」より「額」が大切です。

会社の業績の伸び/売上などの成長率だけで見ていると、就職活動をしている学生は見誤ってしまう恐れがあります。

会社が小さければ小さいほど、前年と比べた成長率は当然高くなる傾向にあります。

学生は、会社の本質を的確に見抜くだけの目がまだありません。

本質をとらえきれず、表面的なことに惑わされて(騙されて)、もしかしたらダメな会社を選択してしまう恐れもあります。

うまくないのは、学生が見る目がないなら、学校の就職課の先生などがもっとしっかりとした「見る目」を持ち、学生を指導していけば良いのですが、学校の先生も学生と同じで見る目がない・・・。

それは「学校」という自分たちの権限で囲った狭い世界の中に棲んでいて、普段から社会を見る目を養わず、社会の常識を取り入れることを避け、お山の大将になって自己満足している人が多いからだと思います。

簡単に言うと、世の中を見ていないから世間の常識から外れているのかもしれない・・・ということです。

大事なのは、自分は何を基準にして判断するのか?を明確にしておくことです。

「率」を基準にするのか?それとも「額」を基準にするのか?はたまたもっと違うことを基準にするのか?・・・それを明確にしておけば、就職してから後悔するリスクは減ると思います。

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