就職先を決める(≒民間企業を選ぶなど)ということは、それは自分がとりあえずは「雇われ人生」を選んだということを意味しています。
私は、社会に出るときの最初の仕事の選び方はこれで良いと思っています。
なぜなら、組織経験をすることはとても重要なことだと思っているからです。
人は、組織に縛られつつも組織に守られていろんなことを学びます。
そこにはいろんな人間模様があります。
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多くの人はお金を稼ぐために働き、その過程(流れ)の中で会社を選択します。
まだ仕事をしていない若年層にとっては自分が向いている仕事がどんな仕事かわからないでしょうから、私はいつもまずは「営業職」をおススメしています。
なぜなら、営業職を経験しておくと「その後にたとえどんな職に就いたとしても有効になる事柄をたくさん学べるから」です。
もしも、ある程度の職種数を経験して自分にはこんな仕事が向いているとか、あんな仕事をやりたい!・・・とある程度固まってきたうえで転職を考えるなら、そうしたときの会社選びのポイントにはこんなことがあります。
自分がお金を払ってでもやりたい仕事かどうか?という観点で探すということです。
本来は、仕事をして給料をもらうわけですが、反対に自分がお金を払ってでもその仕事をやってみたい・・・その会社では働いてみたい・・・その人の下で働いてみたいと言えるようなら、それは本物です。
たとえ辛いことがあっても根性を入れて続けることができるハズです。
そこまでしてその仕事をやりたい!と思えるようでないなら、安易な転職は控えたほうが良いかもしれないし、今の会社で学ぶべき事がまだあるかもしれません。
転職と一言で言っても学生が就職してすぐの転職もあれば、3年以上のある程度経験したうえでの転職もあれば、40歳を過ぎての転職などがあります。
それぞれの状況に応じて転職する意義やメリットを考えて転職先の会社を選ぶことが大切だと思います。